FLO TVの帯域を狙うAT&T

FLO TVはそのモバイルTVを直接的にコンシューマに販売する事を取りやめ、また、AT&T、Verizon経由でのサービスをどうするかを検討している。サービスを中止した場合、契約違反でQualcommはAT&TとVerizonに対して$1.25億から$1.75億の支払いを行わなければならない。Qualcommはサービスを続行させる為にパートナーを捜しているが、難航している。

AT&TはQualcommに対して、帯域のライセンスを購入する交渉をし始めたとBloombergは報じている。Qualcommは2004年に帯域を$6.83億ドルで競り落としており、現在の価値は$10億ドル程度と推定されていいる。AT&Tは、2007年にもモバイル放送の為に帯域を購入したが、サービス参入を諦めたAloha Partnersの帯域をモバイル通信網の為に購入している。

AT&TのU-Verse Mobile

AT&Tはスマートフォン向けの ビデオサービス、U-Verse MobileをWindows Phone 7対応の製品向けに開始する。Windows Mobile 7を登載したHTC Surround、Samsung Focus、LG QuantumにはU-Verse Mobileがプリロードされ、購入者は1ヶ月間無料でサービスを試す事が出来る。U-Verse Mobileは、AT&T U-Verseがストリーミングで提供するビデオを視聴する事が出来、また、U-Verse TVの利用者はDVRに録画されたビデオを視聴する事も出来る(コンテンツ事業者の許可のあるビデオに限定)。アプリケーションはその他のスマートフォンにも提供され、月額は$10。U-Verse TVのU300以上のサービスに加入している世帯は、無料でU-Verse Mobileを使う事が出来る

MCVがDTVモバイルを開始

3つのネットワーク(Fox、ION Television、NBC)それに9の放送局会社(Belo Corp., Cox Media Group, E.W. Scripps Co., Gannett Broadcasting, Hearst Television Inc., Media General Inc., Meredith Corp., Post-Newsweek Stations Inc., Raycom Media)が参加しているPearl Mobile DTVの4社で構成されるMobile Content Venture(MCV)は20の都市で、2011年末までにモバイルDTV放送を開始する事を発表した。20の都市は、ニューヨーク、ロサンジェルス、シカゴ、フィラデルフィア、サンフランシスコ、ダラス、ワシントンDC等を含み、アメリカの人口の40%をカバーする。モバイルDTVに対応するデバイスはまだ僅かしかないが、MCVはデバイスベンダーと話を進めており、2011年中期までには多様なデバイスが発売になると語っている。

BoxeeのスマートTVが発売

D-Linkが製造するIntel Atomプロセッサーを採用したスマートTVのBoxee Boxの出荷が始まった。Boxeeはオープンソフトウェアのメディアセンター・アプリケーションで、Windows、Mac OS、Linux向けのバージョンがこれまでに提供されてきた。Boxee Boxは、このBoxeeを登載したスマートTVで、$199で発売されてる。BoxeeはNetflix、Hulu Plus等をサポートする他、様々なコーデックに対応し、インターネットで提供されているビデオを再生する事が出来る。Boxeeの大きな特徴はソーシャルネットワーク性を持っている事で、利用者は最初にそのSNSに加入する事が必要になる。

Boxee Boxはユニークなケースが特徴であるが、そのリモコンもユニークである。リモコンは、片面に方向パッド、再生、メニューボタンを持ち、その裏側がキーボードになっている。

Roku: 100万台のSTBを出荷予定

Netflixからスピンオフし、TVでストリーミングコンテンツを見るためのSTBを販売しているRokuは、2010年に100万台のSTBを出荷すると発表している。同社は、2009年には50万台のSTBを販売した。同社がRokuユーザに行った調査によると、Rokuユーザの10%はコードカッティング(多チャンネルサービスを止めること)を行っている。もしこれが事実であれば、15万のRokuユーザがコードカッティングをしている事になる。Rokuのもっと安いSTBは$60以下で販売されている。