Coxがモバイル通信の計画を廃止

ケーブルTV事業者のCox Communicationsはそのサービス地域で、自らモバイル通信網を持つ計画を進めてきた。2009年からサンディエゴとフェニックスで、LTEを使ったネットワークを導入し始め、テストを行ってきた。しかし、同社はこれを中止した事を発表した。Coxは、700 MHzとAWSの競売でこれまでに合計5.5億ドルを使い、帯域ライセンスを得ていた。同社は自らのネットワーク構築と共に、Sprintのネットワークを使い、ハンプトンロード(バージニア)、オマハ(ネブラスカ)、オレンジ(カリフォルニア)、タルサ(オクラホマ)、オクラホマシティー等で、3Gサービスの提供を始めていた。同社は、Sprintのネットワークを使ったモバイルサービスの提供は続けるが、自らのネットワークの導入は行わないと発表した。

別のCox関係のニュースで、同社はそのタルサのシステムで、Canoe LLCの双方向広告システムのテストを開始する。システムは視聴者が、広告の製品、サービスに関する資料、サンプル、クーポン等を申し込む事を可能にする。Canoe LLCの双方向広告システムはすでにComcastとTime Warner Cableが採用を開始している。

AT&T U-Verseは視聴者が異なるカメラを選択する事を可能にするマルチビューのアプリケーションをシカゴ・カブスの野球試合で可能にする。AT&Tは昨年にシカゴ地域に限定して、複数のカメラを選ぶ双方向アプリケーションをテストしたが、それを全米規模で提供を開始した。マルチビューの試合はカブスのホームゲームに限られるが、視聴者は主要な放送に加え、6つのカメラを選ぶことが出来る。
AT&Tはまた、「ソーシャル TV」チャンネルのHavocを放送開始した。Havocは、VODでインディー音楽を提供してきたが、新たにリニア放送のチャンネルを始めた。HavocのリニアチャンネルのHavocでは放送されている音楽の好き嫌いをTwitterで書くと、そのコメントが画面に表示される。

DirecTVがRVUのテストを開始

DirecTVは150の世帯で、各TVにSTBを必要としないRVU(Remote View)のテストを開始した。DirecTVはHR34 RVUサーバーを組み込んだ、DirecTV Home Media Centerをゲートウェイに使い、RVUクライアントを使い、TV、他のメディアディスプレイで番組を視聴する事を可能にする。DirecTVのテストでは、DirecTVが提供するクライアントが使われるが、RVUクライアントはTV、Blue-ray等の製品に内蔵する事も出来る。RVUには、UPnP、DLNAの技術が使われている。RVU Allianceは、Broadcom、Cisco、DirecTV、Samsung、Verizonが参加している。

Canoe: VOD広告の相互運用性テスト

Canoeは5月23日から27日の間、CableLabsで、VOD向けのターゲット広告挿入の相互運用性試験のイベントを開催した。テストは異なるVODサーバーで、ダイナミックな広告挿入の規格であるSCTE-130が使えるかを調べる事を目的としている。しかし、VOD大手のSeaChange、Motorola、OpenTV、Ericsson等は、NCTAのCable Show(6月開催)への準備で忙しいとして、参加をしなかった。しかし、Arris、Avail-TVN、Harris、Sigma Systems等が参加をした。
別に、CableLabsは5月2日から6日にEBIF(Enhanced TV Binary Interchange Format)の相互運用性イベントを開催した。イベントでは、12のEBIFユーザエージェント上で、アプリケーションがテストされた。使われたEBIFユーザエージェントは、Comcast の既存エージェント、 Comcast OCAP、 Time Warner Cable ODN、Cox Tahoe、FourthWall MediaのSara、Motorola上のi-Guide、 Cisco上のPassportとOCAP、Zodiac InteractiveのSaraとOCAP agents、Ignite Solutions、それにCableLabsのエージェント。このイベントには、Alticast、Canoe Ventures、Cognizant Technology Solutions、Fourthwall Media、HSN、icueTV、Ignite Solutions、RCDb、Starz Entertainment、BCM (BackChannel Media)、Comcast、Cox Communications、S&T、S3 Group、Softel-USA、Tektronix、Time Warner Cable、Unisoft、それにZodiac Interactiveのアプリケーションがテストされた。

人種とオンラインビデオの視聴

オンラインビデオの利用者数としては、白人が最も多い。これは人口が多いので当たり前である。しかし、人当たりの視聴ストリーム数、それに視聴時間では圧倒的にアジア/太平洋諸島系が多く、2位はヒスパニック、3位はブラックで、白人は最下位になっている。