iTunesがTV番組のレンタルを中止

AppleはTV番組を$1.99で売るほかに、2010年秋から99セントで、48時間のレンタルをテストしてきたが、このサービスを中止した。Appleは、TV番組に関しては、EST(販売)が多く、レンタルの需要は少なかったと発表している。TV番組のレンタルには、ABCとFoxが協力をしていた。

Verizonの新しいモバイルビデオ

Verizonは月額$10でVerizon Videoよ呼ばれる新しいモバイルビデオサービスを立ち上げた。Verizon Videoはその3G、4Gネットワークを使い、ABC、NBC、CBS、MTV、Comedy Channel、ESPN、Discovery等のネットワークの250以上の番組をオンデマンドで視聴出来る以外、フットボールの試合などライブでの番組提供もする。サービスは月額$10で提供される以外、1日$3で視聴する事も出来る。Verizon Videoの提供はVerizonの3G、4Gネットワークに限定され、WiFiで使う事は出来ない。その為、Verizon Videoを使うことでデータプランの上限を超した場合、さらに料金を払うことになる。

MobiTVのIPO

AT&T、Verizon、Sprint、T-Mobile等のモバイル電話事業者向けの3G、4Gを使ったモバイルビデオのサービスを提供しているMobiTVが7500万ドルのIPOを予定している。MobiTVは、Disney/ABC、NBCUniversal、CBS、Fox等の主要なコンテンツ事業者と契約し、携帯電話事業者のモバイルTVサービスのプラットフォームを提供している。同社の2010年の売り上げは6680万ドルで、2009年の6250万ドルより増えている。2011年前半の売り上げは3690万ドル(2010年前半は3150万ドル)であった。しかし、まだ収益を出したことが無く、2011年前半の赤字は810万ドルであった。MobiTVの最大の問題点は、その収入の大半をSprint、AT&T、T-Mobileの3社から得ている事である、特にSprintの割合が大きく、その売り上げの54%を占めている。Sprintとの現在の契約は2012年9月で切れ、更新が出来ないと売り上げの半分を失うことになる。

DishのTailgaiter

アンテナだけで、4.5 Kgの製品を「モバイル」とは呼びにくいが、Dish Networkは移動可能な衛星放送のアンテナを$350で販売開始した。このTailgaiterと呼ばれる製品は、RV等の駐車した車で衛星放送を見るための物で、衛星の位置を自動的に検知する事が出来るので、設定を必要としない。STBは別で、$150で販売されている。既存のDish Network加入者は、新たな契約無しで、Tailgaiterを使うことが出来る。

急成長するエンコーダー市場

スマートフォン、そしてタブレットの普及によりエンコーダーの需要が急速に伸びている。これまで、エンコーディングの必要性は、MPEG2、MPEG4、そしてAdobeのFlash程度であったのが、サポートをしなければならないオプションが急速に増えている。Hulu、Netflix等のインターネットでのTV番組の配信が普及する事で、アダプティブ・ビット・レートの採用が進んだ。そして、スマートフォン、タブレットが普及する事で、HTML5の利用も進んでいる。さらにコネクテッドTV等のデバイスも登場し、事業者が提供しなければならない、フォーマットは大きくと増えている。ComcastのTV Everywhereを配信しているThePlatformはElementalのエンコーダーを採用し、18のフォーマットをサポートしている。Elemental、Analog Devices、Ericsson、Harminic、Nextiva、Streambox等のエンコーダーベンダーに加え、クラウド上でエンコーディングのサービスを行っているEncorder.com、Zencorder等が市場に参入している。