Borrell Associates社の発表したレポートによると、2011年に地上波局が得たインターネット広告からの収入は19.7億ドルで、2010年から41%増えた。Borrell社はこの大きな成長のトレンドは続いており、2012年は35%の成長になると予測している。この成長の大きな要因の1つにYahooがローカル局と協力し、広告を売り始めた事にある。地域的なインターネット広告の市場でのトップは、デジタルオンリーの媒体で、46%のシェアがある。2位は新聞で25%、3位はTV局で21%となっている。
Best Buy: 17億ドルの赤字
アメリカ最大の家電チェーン、Best Buyの第4四半期の売り上げは前年同期から3%アップの166億ドルであったが、17億ドルの赤字を出した。前年同期の収益は6.51億ドルであった。赤字の理由は、Carphone Wharehouse GroupからBest Buys Mobileの権利を買い戻した事と、Best Buy Europeの再編成をした事で、それを除くと、利益は13億ドルであった。Best Buyは2011年末で、約1000の大型店舗と800程度の小規模なモバイル電話主体のBest Buy Mobileを運営していた。経費削減の為に、Best Buyは50の大型店舗を閉鎖し、代わりに100のBest Buy Mobileをオープンする予定。
Disc-to-Digital のサービス
新しくリリースされるディスクはUltravioletにより、Blu-rayを買えば、オンラインでの視聴が可能になり始めている。しかし、過去に購入したディスクはどうすればいいのかは問題である。Walmartはその子会社、Vuduを使ったDisc-to-Digitalのサービスを開始した。このサービスを使う事で、ディスクからデジタルコピーの権利を得られる。消費者はVuduでアカウント登録をした後、DVD、あるいはBlu-rayをWalmartの店舗(全米3500店)に持ち込み、1枚に対して2ドル支払うことで、Vuduのサイトに於いて、その映画のデジタルコピーへアクセスする権限が得られる。デジタルコピーの画質は、元のディスクと同じで、DVDの場合はSD、Blu-rayの場合はHDになる。DVDからHDへのアップグレードも$5で行うことが出来る。これにより、持っている映画のライブラリーをデジタル化し、様々なデバイスから見る事が可能になる。しかし、Walmartのサービスに対応しているのは、UltraViolet勢のParamount、Sony Pictures、20th Century Fox、Universal、Warner Brothers系に限られ、Disney系には対応していない。
Blu-rayプレーヤの普及率は26%
Centris Research社によると、Blu-rayプレーヤの普及は2011年末で世帯の26%に達した。Blu-rayの設置台数は2010年の同期から37%増えている。Blu-rayプレーヤが普及する事で、ディスク販売におけるBlu-rayの比率も増えている。Home Media Magazineは、2012年3月末の週におけるディスク販売額($4210万)の26%はBlu-rayであったと報じている。しかし、DVDプレーヤが減っている訳ではない。DVDプレーヤを保有している世帯は2010年の87%から2011年には91%へと増えている。このCentris Researchの調査によると、HDTV、DVRの普及率はそれぞれ63%、38%へと増えた。
Crackle、VEVOの海外進出
Sony Picture Television(SPT)が運営するストリーミングVODのサイト、Crackleはブラジル、ラテンアメリカに参入した。Crackleは主にSPT系の映画、TV番組を配信し、広告収入を得ている。Crackleはアメリカの他、イギリス、カナダ、オーストラリアでサービスをすでに始めている。Crackleラテンアメリカでは、映画に加え、SPT系のネットワーク、SET、AXN、SPINのTV番組が配信される。
また、音楽ビデオの配信サイトのVEVOも海外への進出をする。Sony Music Entertainment、Universal Music Group、Abu Dhabi Mediaが運営するVEVOは現在、アメリカ、カナダ、イギリスで提供されている。アメリカではGoogle、Yahoo)に続く3番目に利用者が多いサイトで、イギリスでは2位になっている(共にComScore社統計)。VEVOは新たに最低で6ヶ国に参入をすると発表しているが、国名は公開されていない。
