GetGlueは2010年にチェックイン・アプリケーションとしてスタートした。利用者は、見ている番組を指定し、その番組に関して友達とチャットをする事が目的で、300万の利用者を持ち、これまでに5億以上のチェックインと投稿がある。DirecTVはそのSTBとGetGlueをインテグレートしており、GetGlueから番組を自動的に認識し、さらにGetGlueからチャンネルを変える事も可能になっている。最近、GetGlueは、GetGlue HDにバージョンアップされ、セカンドスクリーン・アプリになった。GetGlue HDは、コンテンツディスカバリーとレコメンデーションを大きな機能としている。最初の画面で、利用者のプロフィールをベースに、現在放送中の番組の中からレコメンデーションを表示し、また、友人が現在何を見ているかを知る事が出来る。スポーツファン向けに好みのチームの試合予定、得点を見る機能もある。また、TV番組だけでなく、近くの映画館で上映中の映画を探すことも出来る。GetGlue HDは現在、iPadアプリだけで、Android、iPhone向けは秋に発表の予定。Sonyが9月に発売のタブレット、XperiaはGetGlueのAPIを使ったセカンドスクリーンアプリを提供している。
GoogleがMotorola Homeを売りに出す
GoogleはBarclays Capitalを使い、同社が買収したMotorola MobilityのHome部門の買主を探し始めた。GoogleはGoogle TVがあり、STB事業とは無関係では無いが、GoogleがMotorolaのケーブルTV機器事業を引き継ぐ価値は無く、売に出されると予想されていた。GoogleがSTB事業に向かない最大の理由は、そのオープンプラットフォームの方針である。ケーブルTVは、閉鎖された環境である。特定のSTBが無ければ、番組を見る事は出来ない。ケーブルTV(多チャンネル)事業者は、誰に、どのコンテンツを、どの様に見せるかを細かくコントロールする事でその基本であり、Googleの様なオープンプラットフォームは好まない。Google TVはSTBをエンハンスする事が出来、そのインテグレーションを交渉したが、結局、協力をしたのはDish Networkだけであった。
別のMotorola Mobility関連のニュースで、そのHome部門は、ComcastのX1サービスで採用されているQAMとIPのハイブリッドゲートウェイのレファレンス・デザイン・キット(RDK)のライセンスを得た最初の会社になった。
$99のGoogle TV
LogitechのGoogle TV、Revueが売れなかったのは値段が高かったからと言われている。Apple TV等のストリーミング・プレーヤと同じ$100程度であれば、Google TVは売れるか? その答えは、クリスマスには分かるかもしれない。Vizioは$99のGoogle TV、Co-Starの出荷を8月に開始した。また、 Hisenseは11月にGoogleを搭載したHisense Pulseを$99で発売する。Hisense Pulse、Co-Starのリモコンはどちらも両面で、片面は通常のリモコン、片面はキーボードになっている。どちらのリモコンもNetflix専用ボタンが付いている。
AppleのTVメニューパテント
Appleが申請したテレビの画面メニューに関わるパテント(US Patent 8,243,017 Menue Overlay Including Context Dependent Menu Icon)が受理された。パテントは2006年に申請されている。パテントはテレビ放送、あるいはDVRの再生中にその番組に関連したメニューに限定し、表示する事で、テレビのインタフェースをシンプルにする事が出来る。
Appleがこのパンテントを使った製品を開発しているかは不明だが、Wall Street Journal紙は、Appleが開発している技術を採用する事で大手ケーブルTV事業者と交渉中だと報じている。Appleは、iOSを搭載したテレビ、あるいはSTBを開発していると言われている。AppleはすでにApple TVを売っているが、その販売規模は他のiOSデバイスと比べると僅かなものでしか無い。iPhoneが携帯電話会社経由で得られているように、iOSベースのTVもケーブルTV事業者経由で売る方が良いのかもしれない。
GoogleがTV広告事業から撤退
Googleは4年前に開始したテレビ広告の販売事業から撤退をした。Googleの最初のパートナーはDish Networkで、Google TV Adsと呼ばれるサービスでDishのスポット広告のスペースをローカル広告主に売り始めた。その後、DirecTV、Cox、Suddenlink、Verizon FiOS等とも契約し、4200万世帯規模になった。また、ケーブルネットワークのスポットも売っていた。GoogleはTV広告の事業から撤退する理由は発表していないが、インターネットビデオの広告に更に力を入れていくと語っている。
