デジタル広告サービス会社のYuMeがFrank N. Magid Assiciates社に依頼して行ったコネクテッドTV利用の白書が公開されている(http://www.yume.com/content/whitepapers)。この白書では、何らかの方法でインターネットに接続されているテレビをコネクテッドTVと呼んでいる。このコネクテッドTV利用者736人を対象にした調査によると、インターネットに接続されている世帯の約30%が、コネクテッドTV利用者である。TVをインターネットにつなぐ方法としては、ゲーム機が最もポピュラーで、回答者の77%がゲーム機経由でTVをインターネットにつないでいる。しかし、ゲーム機を使っている世帯の多くは他の方法も併用している。ゲーム機だけを使っている世帯は28%であった。ゲーム機に続いて多いのはBlu-rayプレーヤで、34%であった。
インターネットビデオの字幕
9月30日よりインターネットで配信されるビデオの内、録画済みのTV番組に限ってクローズド・キャプション(CC)が義務化される。インターネットビデオのCCは、2010年に立法化されたTwenty-First Century Communications and Video Accessibility Actの一部であり、FCCはすでにテレビでCCが義務化されている番組をインターネットで配信する場合、9月30日よりCCが必要となると決めたが、Amazon、Apple、Google等がメンバーのDigital Media Associationが延期を求めていた。FCCは、8月にこの延期申請を拒否した。しかし、FCCは1つの事項を期限付きで免除している。規制では、コンテンツ事業者は字幕をデータとして提供し、サービス事業者は利用者がフォントサイズ、色等を変更可能にする仕様を提供する様に求めているが、FCCはこの事項の導入を16ヶ月間延期し、字幕を画像情報として提供する事を許可した。
Nielsen: TV視聴世帯は476,000減
Nielsenは9月24日から始まる2012~2013年のテレビシーズンにおける視聴率のベースとなるテレビ視聴世帯数を発表した。全米のTV世帯は1.142億で、2011年~2012年期の1.146億から476,000世帯の減少となる。TV視聴世帯は2年連続で減少している。Nielsenはアメリカを210の市場に分けており、一番大きな市場はニューヨーク市で、738万世帯で、全体の6.47%を占める。逆に、最も小さな市場はGlendive(モンタナ州)で、4.050世帯である。
http://www.nielsen.com/content/dam/corporate/us/en/public%20factsheets/tv/2012-2013%20DMA%20Ranks.pdf
Redbox Instant: 少数先鋭?
VerizonとRedboxの提供するストリーミングサービス、Redbox Instantに関してRedboxの親会社、Coinstarの親会社CEOが語った内容によると、サービスはRedboxの様に膨大なタイトルを提供するのではなく、少数先鋭を狙うようだ。FastCompany誌のインタビューで、CEOのポール・デイビスは、「本当に100,000タイトルが必要か」と言っている。デイビス氏は、Netflixとカタログサイズで競合するつもりは無く、選ばれたタイトルを提供すると語っている。これは、自動キオスクのRedbox自体の戦略と共通している。自動キオスクでは、店舗のBlockbuster、郵便のNetflixの様な品揃えを提供する事は出来ないが、厳選したタイトルを提供する事で成功をして来た。サービスは、TV番組より、映画を主体にするようで、Netflixより数は少ないが、より新しいタイトルを提供する事で差別化を狙っているようだ。
Fox: 映画の電子販売を開始
FoxはSci-Fi映画の「Prometheus」を10月11日にディスクでリリースする3週間前に電子販売(Electronic Sell Through)をする。ディスクでの定価は$39.99(Blu-ray)、$29.99(DVD)だが、ESTでは$15程度の価格になる。Foxは、Abraham Lincoln: Vampire Hunter、The Watch And Ice Age: Continental Drit等の映画もディスクでのリリース前に電子販売をする。「Prometheus」はまた、Foxの最初のUltraViolet対応の映画になる。
