DISHがホスピタリティー市場に参入

DISH Networkはホテル等のホスピタリティー産業に対する多チャンネルサービスの提供を開始した。同社は、最大で96のHDチャンネルをSMARTboxと呼ばれる業務用デバイスで提供する。通常の業務用デバイスは7フィートのラックを使うが、DISHのSMARTboxは高さ9インチと小型で、電力消費も90%少ない。

ホスピタリティー産業向けの他チャンネルサービスではLodgeNetがリーダーであったが、2012年に倒産している。それ以後、多チャンネル事業者の参入が相次いでおり、DirecTV、Comcast、Time Warner Cable、Cox等がこの市場にすでに参入している。
DISHはまた、機上のビデオサービスを提供する事でSouthwest Airlineと契約した。Southwestは機上のWiFiサービスを使い、乗客のスマートフォン、タブレットからBravo、Fox、NBC、Golf Channel、Food Network、HGTV等のチャンネル、それにVODへのアクセスを提供する。Southwestは$8でWiFiアクセスを提供しているが、この「TV Flies Free」のサービスは無料で提供される。

Google Fiberの拡張

Googleはカンザスシティ近郊のリーズ・サミット市(ミズーリ州)でGoogle Fiber構築の為のフランチャイズ権を得た。リーズ・サミット市は、カンザスシティ近郊では11つ目にGoogle Fiberが来る市になる。同市は、カンザスシティの南東にあり、人口は92,468人(2012年)である。Googleがフランチャイズ権を得ているカンザスシティ近郊の市は地図の通りである(赤はリーズ・サミット市)。

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IntelのバーチャルMSO

Intelは自社のSTBとインターネット網を使い、ケーブルTV同等のサービスを提供する事を予定しているが、そのコンテンツ事業者との契約の為に20億ドルの予算があるとReuters等は報じている。Intelは新たにサービスに参入することから契約は、既存の事業者より高く、50%から70%高い金額で交渉をしている。報道によると、CBS、News Corp.、Viacomが基本的にIntelとの契約に承諾しているが、他の主要なコンテンツ事業者との契約の成り行きを見ている。Intelが開発している、STBには顔認識の機能があり、これを使ったターゲット広告機能を提供するとも報道されている。
Intelは現在、カリフォルニア、アリゾナ、オレゴンにおいて約2,000の社員を対象にサービスのテストを行なっている。使われているハードウェアは実際にサービスで採用されるものとは異なるが、ソフトウェア(ナビゲーション)は、ほぼ完成に近いと報じられている。

Intelが具体的などの様なチャンネルを、どの様な価格形態で提供するかは不明であるが、多チャンネル事業者は、警戒をしている。もし、Intelが一般に求められているチャンネルを提供する事が出来、それもパッケージ型ではなく、利用者が自由にチャンネルを選べるアラカルト型で提供した場合、他チャンネルサービスに大きなダメージを与える可能性がある。Intelが成功するかは、コンテンツ事業者の交渉次第であり、Comcast、Time Warner Cable等は様々な手段で、Intelとコンテンツ事業者の契約を阻止しようとしている。Bloomberg Newsは、TWCはコンテンツ事業者との契約金を増やす代わりに、オーバー・ザ・トップの事業者へのコンテンツ提供を止める事を求めていると報じている。

GoogleがVevoに出資

GoogleのYouTubeは音楽ビデオサイトのVevoに4000万から5000万ドルの出資をし、約7%を得る。VevoはSony Music、Universal MusicとAbu Dhabi Mediaが出資しており、UMG、Sony Music Entertainment、EMI Music、CBS Interactive Music Group、Hollywood Records、Walt Disney Records等と契約があるが、Warner Music Groupとは契約が無い。Vevoはアメリカ、オーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、アイルランド、イタリア、オランダ、ニュージランド、ポーランド、スペイン、イギリスでサービスを提供している。YouTubeには、15,000以上のVevoチャンネルがあり、それら合計で月に400万以上のアクセスが有る。

グループ向けレコメンデーション

ビデオ・コンテンツのディスカバリー・ソルーションを提供しているJinniはWatch Togetherと呼ばれるグループ向けのレコメンデーション機能の提供を始めた。これまでのレコメンデーション機能は、1人のユーザを対象にしたものだが、Watch Togetherは家族、友人等のグループのそれぞれの好みをベースにグループで楽しめるコンテンツをレコメンドする事が出来る。例えば、数人の友だちと一緒に見に行きたい映画を探すと、JinniはそれぞれのユーザのFacebookをスキャンし、全員の好みに合う映画を推薦する。