LTE対応ストリーミングデバイス?

MobiTVはモバイルキャリア向けにGoogleのChromecastの様なHDMIストリーミングスティックをデモしている。製品はテレビのHDMI端子に接続され、タブレット、スマートフォンでコントロールをする。製品の詳細は不明だが、LTE対応のストリーミングデバイスと思われる。VerizonはLTEマルチキャストのサービスを開始する予定で、先月ニューヨークでLTEマルチキャストのデモを行ったが、MobiTVはその時に参加したベンダーの1社であった。MobiTVはモバイル放送のパイオニアで、3Gネットワークを使ったエンド・ツー・エンドのソリューションを提供し、Verizon、AT&T、Sprint等の北米事業者が採用していた。しかし、その後スマートフォンと4Gの普及で、MobiTVの利用は減っている。

TiVo利用者は420万人

TiVoのサービスへの加入者は2013年末で420万人になった。内訳はTiVo直が966,000人、多チャンネル事業者経由が320万人であった。多チャンネル事業者経由は第4四半期で313,000人増えた。増加数は第3四半期の295,000人を抜き、過去最大になっている。これに対して、TiVo直の加入者は第4四半期に6,000人しか増えなかった。第4四半期の売上は、1.06億で、前年同期から20%増えた。収益は710,000ドルであった。前年同期は1580万ドルの赤字を出していた。

Arris: STBの売上が成長

STBの売上は減少すると予想されていたが、Arris社の2013年第4四半期のSTB売上は前年同期から43%増えた。既存のSTBの売上も増えているが、大きな増加はComcastのXG1等のゲートウェイ機能を持ったSTBであった。Arris社の2013年第4四半期の売上は11.9億ドルで、Comcastからの売上が18.6%を占めた。2番目に大きなクライアントはVerizon(12.5%)で、Time Warner Cableは8.9%で3位であった。

RoviがVeveoを買収

Roviはコンテンツディスカバリーのソリューションを開発しているVeveoを買収した。買収金額は6200万ドルで、目標に達した場合は最大で700万ドルのボーナスがある。Veveoの技術はGoogleのKnowledge Graphを使った語義分析と自然言語処理で、そのソリューションはComcast、Cablevision、AT&T、DirecTV、Nokia等が採用している。Roviはその検索、メタデータ、レコメンデーション等の技術とVeveoの技術を組み合わせ、高度なコンテンツディスカバリーのソリューションを提供する予定。

2014年は4K元年

2014年がアメリカでの4K市場元年となる事はほぼ確実になった。ここで、重要なのは4K市場の立ち上がり方は、HDの時とは全く異なる事だ。HDの時は、HD対応の受像機が一般になる以前に放送が始まった。HDテレビ受像機だけでなく、多チャンネルサービスでのHDパッケージも高価であり、市場は裕福な層から徐々に立ち上がった。HDテレビが値下がりし、普及が始まった後でも、多チャンネルにおけるHDサービスは高価で、多くの世帯はしばらくの間、SDのSTBを使い続けていた。

HDと4Kの大きな違いの1つは、コンテンツ配信は放送ではなく、インターネットでのストリーミングでスタートする事である。地上波での4K放送の予定は無く、4大ネットワークの4Kへのコミットもほぼ無い。多チャネル事業者のComcast、それにDirecTVは、4Kサービスを提供する事を発表している。Comcastは2013年のNCTAで4K放送のデモをしており、DirecTVも衛星を使った4K放送を計画している。しかし、どちらも最初の4Kのサービスは「放送」ではなく、インターネットを使ったサービスとして開始する。