AMC NetworkがBBC Worldwideが持つアメリカの多チャンネルネットワークのBBC Americaの49.9%を$2億ドルで購入した。AMC NetworkはCablevisionから2011年にスピンオフしたコンテンツ事業者で、Breaking Bad、Mad Men等のヒットドラマを制作しているAMC(American Movie Classic)を持つ他、Independent Film Channel、Women’s Network等を持つ。BBC Americaは1998年にスタートした多チャンネルネットワークで、BBCの番組を主体に放送し、約8000万世帯で視聴可能になっている。
多チャンネルサービス加入者が減少
VerizonのFiOS TVへの加入者数は第3四半期で114,000世帯増えたが、前年同期の135,000世帯増より15%減っている。FiOS TVへの加入者数は550万世帯になった。FiOS Internetへの加入者は162,000世帯増えたが、前年同期の増加より6.4%減っている。FiOS Internetへの加入者数は650万世帯となった。VerizonはLTE Multicastを使ったビデオサービスを計画しているが、サービス開始は1年後になると発表している。ネットワーク的には準備が出来ているが、これをサポートするチップセットの出荷開始は今年の第4四半期になるので、端末の出荷は来年の後半になる。
Comcastは500万台のX1を導入
加入者を失い続けてきたComcastだが、その減少規模は減り、大きな進歩を見せている。ComcastはX1が大きな貢献をしていると言っており、X1の導入台数は500万台を超えたと発表している。X1のデビューから2年半前で23%の世帯に普及した事になる。Comcastは3年以内のその殆どの世帯にX1を導入する予定である。X1を導入した世帯は、VODの利用も20%増えるので、Comcastの収益にも貢献している。X1はArrisとPaceがComcastに納入している。
マルチルームDVR機能はビデオの視聴機会を増やす事になる。Comcastはマルチルーム用のX1Gの子機としてIPオンリーのXi3の導入を開始した。Xi3 にはQAMチューナが無く、番組はX1Gで受信し、リアルタイムでIP変換する。Xi3はリアルタイムの視聴、DVR視聴、VOD等、X1の機能すべてを別室で提供する事が出来る。
TWCが次世代DVRを導入
Time Warner Cableはニューヨークとロサンジェルスで、TWC Maxxと呼ばれるマルチルーム対応の次世代DVRの導入を開始した。DVRはArris社のDCX 3600で、6つのQAMチューナを搭載し、1 TBの録画容量がある。X1と同様に、クラウド型のナビゲーションを採用している。価格は、シングルルームの構成で使う場合は月額$15.99、マルチルームで使う場合は、月額$19.99に加え、子機のレンタルが必要になる。ニューヨークとロサンジェルスでの導入後、他地域でもTWC Maxxの導入が開始になる。
DirecTV 14衛星の打ち上げ
DirecTVは新しい衛星のDirecTV 14の打ち上げ準備を進めている。DirecTV 14はSpace Systems/Loral社製で、アップリンクに使う帯域を放送にも使えるリバース・バンド技術を使っている。衛星は第4四半期にAriane 5で打ち上げになる。DirecTV 14は4Kチャンネルの放送に使われると推測されているが、DirecTVは新衛星は様々なアプリケーションをサポートする事が可能であると語っているが、この衛星で4K放送を行うとは断言していない。DirecTVはOTTで4Kのオンデマンド配信を第4四半期に始めるが、利用可能な世帯はDirecTVのGenie DVRとSamsungの4Kテレビを持っている世帯に限定される。DirecTVは来年にはオンデマンドでの4K配信を増やし、4K放送もスタートさせる予定だ。
