Netflixがオーストラリアで開始

Netflixのオーストラリアとニュージランドでのサービスが3月24日に開始した。価格は下記の通り。

  • シングルストリーム、SD画質: A$8.99(US$7.08)
  • 同時2ストリーム、HD画質: A$11.99(US$9.45)
  • 同時4ストリーム、4K画質: A$14.99(US$11.81)

競合するStan、Quickflix、Prestoの価格はどれもA$9.99であるので、シングルストリームでは安いが、2ストリームでは若干高い値段になっている。オーストラリアではISPのOptusとiiNetがNetflixと接続契約をしている他、ケーブルTV事業者のFetch TVがそのSTBからNetflixの利用を可能にしている。

Verizonモバイル向けOTT

Verizonは同社が計画しているモバイル向けOTTサービスの為にDreamWorksと契約した。VerizonはDreamWorksが持つAwesomenessTVとDreamWorks TVから200時間のオリジナル番組を調達する契約をした、AwesomenessTVはYouTubeで若者向けのチャンネルを提供し、DreamWorksが75%、Hearstが残り25%を持っている。Verizonは若者向けのモバイル端末向けのOTTサービスを計画している。同社は配信にLTEマルチキャストを利用する語っていたが、今回の発表ではLTEマルチキャストはライブイベントの配信には使うが、通常の配信にも使うかは未定となっている。

OTTサービス利用者の20%は不正?

The Diffusion Group 社の発表によるとOTTサービス利用者の20%は他人のIDとパスワードを使い、不正で利用をしている。同社の調べによると不正利用が最も多いのはDISHのSling TVで、25.5%が無料で視聴をしている。次に多いのがHulu Plusで21.2%であった。Netflixは19.9%、そしてHBOのTV EverywhereのHBO Goは18%であった。不正利用が最も低いのはAmazon Primeで9.9%であった。Amazonの場合、買い物と同じIDになるので、他人と共有する可能性は少ない。
OTT事業者は不正利用は一部容認している。例えば、Sling TVは契約では1アカウント、1ストリームで、IDの共有は不可能なはずであるが、現時点では1ストリームで、複数のアクセスが可能になっている。これは、アカウント共有にプロモーション効果がある為で、サービスを開始したばかりのSling TVは出来るだけ多くの人に使ってもらう事が重要であり、あえて1つのアカウントで複数のストリームを可能にしている。

Appleも秋にOTTサービスを開始?

AppleのOTTベースのTVサービスは秋に開始になるとWall Street Journalは報じている。AppleはDisney、CBS、Fox等とのコンテンツ事業者との交渉を行っている。Re/codeによると、Appleの交渉相手にはNBCUniversalは含まれていない。AppleはComcastとの協力でTVサービスを予定しいたが、仲違いがあり、現実化はしなく、現在でも仲は良くない。しかし、AppleはNBCUniversalとの交渉なしでも契約出来る可能性がある。ComcastはNBCUniversalを買収した時にFCCに対して、競合のストリーミング事業者にも公平にNBCUniversalの配信権を提供する事を約束している。AppleはTVサービスを月額$30から$40で提供する事を計画し、AppleのOTTサービスをTVで視聴する為の新世代Apple TVは夏に発表になると噂されている。

ComcastもOTTを検討か?

Comcastが持つNBCUniversalとAppleがAppleのTVサービスでの話し合いをしていない理由は単なる仲違いではなく、Comcastも同様なOTTベースのTVサービスを計画しているからだとの噂もある。ComcastとAppleの協力はAppleの技術をストリーミングベースのサービスのSTBに使う物であったと推測される。ComcastのケーブルTVサービスのバックエンドはIP化が進んでおり、すでに高度なCDNを導入しており、ラストマイルケーブルからIPにする事は大きな問題ではない。