TV Everywhereの利用が増える

Adobe Digital Index、Digital Video Benchmark Q4 2015(http://goo.gl/HAASwp)によると、Q4におけるTV Everywhereの利用者率は多チャンネルサービス加入者の17.4%に増えた。Q3からの増加は22%で、前年同期からの増加率は36%となった。しかし、利用率はまだ20%以下であり、TVEの普及には長い時間がかかっている。

スマートフォンの普及率

ComScoreが発表した統計(https://goo.gl/wZ0fsD)によるとアメリカの13歳以上におけるスマートフォンのモバイル電話加入者における普及率は2015年第4四半期で79.3%に達した。プラットフォームではAndroidが53.3%で、第3四半期から1%ポイントの増加をした。Apple iOSは42.9%で、第3四半期から0.7%ポイント減った。残りはMicrosoftが2.9%、BlackBerryが0.9%であった。ベンダーとしては、Appleがトップで、2位はSamsung(28.4%)、3位はLG(9.9%)であった。

Pew Research Centerによるとスマートフォンの普及が最も高い国は韓国で、88%の普及率である。Pewによると18歳から34歳での普及率は100%になっている。Pewの統計ではアメリカは72%で4位となっている(http://goo.gl/e0sRY2)。

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MarketingCharts.comの図(データはComScore)

テレビの出荷台数は2%増加

IHSの発表によると2015年Q4における北米のフラットパネルTVの出荷は前年同期から2%増えた。2015年全体では4305万台の出荷で、2014年からは1%の増加にとどまった。4K TVの出荷はQ4で214%の増加、2015年合計は630万台で前年から310%の増加となった。IHSは2016年の出荷台数は2.2%減り、4210万台と予想している。

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IHS

FoxとDISHが和解

再生時に広告を自動的に排除する事が出来るDISH NetworkのHopper DVRのAutoHop機能に対する訴訟でDISHとFoxはAutoHop機能を放送の7日間後以内には提供しない事で和解した。DISHはAutoHop機能を4大ネットワークとの再送信契約を有利にする材料に使っており、ABCとCBSとはそれぞれの再送信契約交渉時に今回のFoxとの同様な条件で和解をした。DISHとFoxとの再送信契約は2015年1月に行われたが、AutoHopの和解は無かった。この時点で、DISHとFoxはTV Everywhereの契約をしなかった事から、DISHが求めた和解の条件の1つにはTVEを安い料金で提供する事が含まれていると予想されていたが、和解の条件は公開されていない。NBCとDISHはまだ訴訟中である。

字幕放送の責任分担が拡大

FCC委員会はは字幕放送(クローズド・キャプション)の責任の対象に番組提供者、製作者も加える事を5対0で可決した。これまで字幕の責任は番組の配信者(放送局と多チャンネルサービス事業者)にあった。これまでの字幕放送におけるFCCの姿勢は技術的な問題の追求であり、字幕時自体の精度の向上ではなかった。コンテンツの提供者に対して字幕を付ける事は求められるが、その内容の正確さは問題ではなく、それを視聴者に送る事が優先された。現在、放送ではクローズド・キャプションは殆どの場合で要求され、オンライン配信でも放送コンテンツであれば、字幕が求められている。番組提供者にも責任を求めることで、字幕の内容的な正確さ、それに放送(配信)事業者への伝送時の問題も追求の対象になる。