AT&TのDirecTVは4月に衛星を使ったアメリカで最初の4K放送を開始する。DirecTVの4Kチャンネルでの最初の放送は4月7日から10日のマスターズ・トーナメントの中継になる。DirecTVでマスターズの4K放送を見るためにはDirecTVのUltimate、あるいはPremierパッケージに加入し、最新のGenie DVRを使う必要がある。また、Genie DVRは4K出力が無いので、テレビはDirecTVのRVUを搭載した4Kテレビ、あるいは4K対応のGenie Miniを接続した4Kテレビが必要になる。
Layer3がテストサービスを開始
ブロードバンドをベースに多チャネルサービスを提供するLayer3 TVがテキサスのミッドランドとキングスウッド市でテストサービスを開始した。Layer3は自社、そしてそのサービスに関する情報を殆ど公開してないく、このテストサービスに関する情報も少ない。ウェブサイト等から分かっている事はサービス名はUmioで、ESPN等を含む通常の多チャネルサービスと同じようなチャンネルが提供されている。テストサービスは2ヶ月間無料で提供されており、料金は不明である。Sling TVの様に既存のIPデバイス向けでは無く、専用のPace社製のSTBが使われている。STBは正面にLCDスクリーンがある、ハイエンドのSTBで、ケーブルモデム、WiFiルーターを内蔵し、音声コマンドにも対応している。テストでは4Kコンテンツの提供は無いようだが、STBは4Kビデオに対応している。録画機能はクラウドにあり、同時に7つのチャンネルを録画する事が出来る。
Layer3のビジネスモデルは不明だが、Sling TVの様にOTTではなく、ケーブルモデム事業者と協力しつつ、Layer3が直販する方法と推測されている。今回のテストでは地元のケーブルTV事業者のSuddenlinkの協力でサービスを提供している様である。Suddenlinkが協力している事に対する発表は無いが、Umioのウェブサイトの住所はSuddenlinkの本社住所と同じである。また、UmioのチャンネルにはViacom系が無い。Suddenlinkは数年前にViacomとの契約を破棄しており、Umioは新たにコンテンツ事業者と契約したのではなく、Suddenlinkの再送信契約を使っている様である。
AmazonがComcastのサービスを販売
Amazonは新たなストアとしてAmazon Cable Storeをオープンし、Comcastのサービスの再販を始めた。Prime Instant Videoを持ち、そしてShowtime等のSVODサービスの再販をしているAmazonがケーブルTVの販売に参入するのは不思議であるが、Amazonは何でも売る。Cable StoreではX1ベースのケーブルサービス、単体のブロードバンドサービス、トリプルプレーとComcastの主要なサービスが殆ど販売されている。また、Amazon Cable StoreではComcastのウェブサイトには書かれていない契約不要のサービスもある。当然、Comcastのサービスが提供されていない地域では購入する事は出来ない。Comcastはサービスの価格は直接でも、Amazon経由でも同じだと語っている。Amazonのコミッションは不明である。
Comcastがスポーツデータ会社買収
ComcastはそのX1のスポーツアプリ向けにスポーツ試合のデータを提供しているOneTwoSeeを買収した。OneTwoSeeはチーム、選手の統計等の情報をサードパーティーから得、それをパッケージ化し、放送、あるいはアプリで利用可能なコンテンツとして提供している。Fox Sports、NASCAR等と契約していたが、現在では殆どComcast専属になっていた。
Cincinnati Bellが低料金パックを発表
Verizon のFiOS TVはEPSN等のネットワークのプレッシャーに負け、スキニー(Skinny)と呼ばれているチャンネル数を減らすことで月額料を低くしたパッケージの提供を事実上止めた。しかし、新たにオハイオ州の地域電話事業者のCincinnati BellはMy TVと呼ばれるスキニー・パッケージの提供を始めた。My TVはAMC、History、CNN等の38チャンネルで構成され、月額は$30になっている。この基本パッケージにはViacom系のネットワーク、ESPN等が無く、これらは$6から$25のオプションで提供されている。Disney、Viacom、Fox等のコンテンツ事業者はそのネットワークを基本パッケージで提供する事を条件に多チャンネル事業者と契約をしており、これらスキニー・パッケージは契約違反だとしている。ESPNはVerizonに対して訴訟を起こしている。
