Chromecastのシェアが1位

Strategy Analyticsの調査によると、世界におけるストリーミング・プレーヤの2015年の総出荷台数は4200万台で、その35%はGoogleのChromecastが占め、1位になった。出荷累計ベースではこれまでに3700万台出荷があるApple TVが1位を維持しているが、2位は2700万台のChromecastが2000万台のRokuを追い抜いた。4位はAmazon Fire TVで約1000万台の累計出荷台数がある。
ImageCapture[04-02-2016-3]Dataxis

Rokuはイギリス、アイルランド、フランスでも出荷が始まっているが、その殆どはアメリカであり、アメリカ国内ではRokuが最も利用者が多いストリーミング・プレーヤである。欧州で最も利用の多いストリーミング・プレーヤはApple TVである。Dataxisの報告ではApple TVの利用者数は全世界で2300万人で、内、700万は欧州である。欧州でもChromecastは売れており、Dataxisにとると450万人の利用者がおり、2位になっている。

インセンティブ・オークションが始まる

地上波放送免許を返上し、無線通信の帯域として競売するインセンティブ・オークションが3月29日に開始した。最初のフェーズはリバース・オークションと呼ばれる、帯域の返上を予定している局が参加し、その最低価格を決める物である。開始価格は局のカバー人口をベースに計算され、ライセンスの返上方法により決定される。例えば、ニューヨーク市のCBS局である、WCBSであれば、ライセンスを完全に返上するなら$88.87億、UHFからVHFで移る場合は$66.65億、Hi-VからLo-Vに移る場合は$35.57億となる。参加資格のある局はフル出力局、あるいはクラスAの低出力局で、開始以前に返上方法を決める必要がある。リバース・オークションは匿名で行われ、どの局が参加している等の情報はフォワード・オークションが終了するまで公開されない。

返上意志のある局が求める最低価格が決定した後、通信事業者が参加するフォワード・オークションが始まる。もしも、競売金額がリバース・オークションの最適金額に満たない場合、局はライセンスを返上する必要は無い。

Amazonがタブレットで3位になる

Amazonは9月に出荷開始した$50のお陰で、2015年の世界タブレッド市場で3位に入った。ABI Researchによると、Amazonのタブレット出荷台数は2014年のQ4では150万台であったのが、2015年Q4には500万台に増え、Apple (1610万台)、Samsung(770万台)に続き、3位に入った。2015年全体での出荷台数は760万台で、7位であった。

世界タブレット出荷台数

(100万台)

2014年Q4

2015年Q4

2015年

Apple

21.4

16.1

49.6

Samsung

11.1

9.0

34.1

Amazon

1.5

5.0

7.6

Lenovo

3.6

3.2

11.5

Huawei

1.3

2.3

7.7

その他

12.9

7.7

30.3

合計

51.9

43.3

140.8

ABI Research

Netflixがモバイル配信速度を抑える

Netflixは一部のモバイル通信の環境では配信速度を600 kbits/sに抑えている事を公開した。目的は利用者のデータ料金へのインパクトを減少させる為であるが、これは予想外の問題に発展している。NetflixはAT&TとVerizonのモバイルサービスからのアクセスに対しては転送レートを600 kbits/sで配信をしてきた。T-Mobile、Sprintに対しては同様の制限は無い。これは、AT&TとVerizonはデータ量超過があった場合、追加料金を請求するのに対して、T-MobileとSprintはデータ速度を落とし、基本的に超過料金は取っていない為である。

Netflixはネットワーク中立性の大きな支持者であり、同社のサービスの配信速度を抑えている通信事業者に対して強い姿勢を取ってきた。そのNetflix自体が配信速度を特定の通信事業者に対して制御している事は矛盾があるとの意見が出ている。AT&Tは自社の加入者を不公平に扱っている事に対して、激しい怒りを感じているとの表明している。FCCに対してもクレームがあり、FCCはNetflixは通信事業者ではなく、ネットワーク中立性規制には当てはまらないと発表している。