スマートTVのシェアが50%を超える

IHSによると2016年第1四半期のアメリカでのテレビ出荷台数の55%はスマートTVであった。スマートTVのシェアが最も高い国は中国で、80%を越えている。アメリカは2位で、3位はラテンアメリカであった。西欧は45%、東欧は40%である。日本のスマートTVのシェアは東欧より低く、38%でしかない。

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IHS

INTXとNABが同じ週に開催

National Cable Telecommunications Association(NCTA)の展示会、INTXの2017年は4月26日(水)から28(金)にワシントンDCで開催になると発表された。2017年のNABは4月22日(土)から27日(木)であり、放送関連の2つの展示会が同じ週に開催される事になる。INTXの来場者数は減少しており、2016年のボストンでのショーへの来場者数は発表されなかった。NABと同じ週に、NABが開催されるラスベガスから3500 Kmも離れた場所で開催する事で、INTXの参加者はさらに減ると思われる。NCTAはワシントンDCでの展示会は議員が参加出来るように、連邦議会の開催中に行う必要があるのでこの予定になったと言っている。

全体視聴率の半分以上は生

アナリストのMichael Nathansonによると、スポーツ、授賞イベント、それにコンテスト等の生、あるいは生に近い番組が4大ネットワークの全体視聴率の過半を占める様になっている。2015/2016シーズンで生番組の率が最も低いネットワークはABCで45%、もっと高いNBCは75%であった。視聴率に占める率が最も低いのは30分コメディーで、6%でしかなかった。生に近い番組の視聴率への貢献度が増えているが、ドラマの数が減っている訳ではない。ドラマの制作に力が入っているのは放送時の視聴率が高いからではなく、再放送、それにSVODによる収入が高い為である。

TVEの利用促進方法

多チャネルサービス加入者に対してTV番組をOTTで視聴可能にするTV Everywhereの問題として、各ネットワークが提供するアプリをインストールし、それぞれでユーザ認証を行う手間がある。数多くのアプリをインストールしなければならないだけでも面倒であるが、さらにそれぞれのアプリで多チャネルサービスへ加入している事を証明しなければならないの事は普及の妨げになっている。Apple TVは1つのTVEアプリでユーザ認証する事で、他のTVEアプリへの登録が自動的に行われる機能を追加した。

この機能はケーブルTV事業者の共同マーケティング組織のCTAM(Cable & Telecommunications Association for Marketing)とAdobeとの協力で開発された。多くのTVEアプリが認証機能として採用しているAdobe Primetimeは、家庭内からのTVEアプリ(あるいはTVEポータル)へのアクセスで、利用しているブロードバンド回線がケーブルTVサービスと同一事業者の場合、認証は自動的に行われる機能をもっており、すでにComcastがこれを採用している。新たなシングル・サインオンの機能の採用はApple TVが始めてである。

VRはOTT市場の大きな関心

通信事業者のLevel 3とニュースメディアのStreaming Mediaの依頼でUnisphere Researchがメディアとエンターテイメント関連の会社に働く628人を対象に行なった調査(http://goo.gl/HRM5s7)によると調査に参加した会社の45%はOTTサービスを提供している。これは昨年より10%増えている。OTTサービスを提供している会社の52%はVRビデオのコンテンツをすでに配信しているか、配信準備をしている。OTTサービスを提供している会社の67%はVRはビジネスとして定着するが、まだ大きな課題が残されていると答えている。

その他の結果として、50%は4Kでの放送、あるいは配信の計画があり、70%は既存のHDコンテンツのHFR(High Frame Rate)での提供、それにHDR(High Dynamic Range)コンテンツの提供を計画している。回答者の87%はOTTサービスは現実的なビジネス機会であり、48%は2015年から2016年のOTT市場の成長規模は11%から50%と予想している。