ホームエンターテイメント市場規模

Digital Entertainment Group(DEG)が2016年のホームエンターテイメント市場の統計を発表した。市場全体は182.8億で、2016年の180.3億から1.4%の成長があった。物理媒体は$79.6億で、前年の$90.8から$10億以上の減少をした。デジタルは$103.2億で全体の56%を占めた。

アメリカのホームエンターテイメント市場($100万)

 

2011

2012

2013

2014

2015

2016

物理媒体
小売

8,951.80

8,462.18

7,779.19

6,934.81

6,070.17

5,490.57

レンタル

1,599.21

1,216.02

1,042.54

692.59

616.27

489.56

サブスクリプション

1,741.22

1,258.09

1,018.18

793.11

658.87

547.57

キオスク

1,676.46

1,937.77

1,918.05

1,836.81

1,732.24

1,434.98

合計

13,968.69

12,874.06

11,757.96

10,257.32

9,077.55

7,962.68

デジタル
EST

602.85

808.42

1,189.31

1,600.98

1,906.62

2,009.97

VOD

1,784.43

2,012.30

2,108.72

1,981.39

1,968.47

2,076.77

SVOD

1,603.14

2,394.73

3,164.22

4,066.29

5,081.88

6,230.13

合計

3,990.42

5,215.45

6,462.25

7,648.66

8,956.97

10,316.87

大合計

17,959.11

18,089.51

18,220.21

17,905.98

18,034.52

18,279.55

DEG

DEGによると4Kテレビの出荷台数は1000万台となっているが、まだコンテンツが追いついていない。Blu-ray Disc Associationの発表によると2016年には180万枚のUHD Blu-rayディスクが売れ、UHD Blu-ray対応のプレーヤの設置台数は30万台になったばかりである。

低い4Kの認知度

Snell Advanced MediaがYouGovに依頼して行った調査によるとアメリカの消費者の64%は4Kが何であるかを理解して無い。4Kが何であるかをはっきりと分かっていると答えたのは17%でしかない。11%は4Kテレビを持っているが、その半分は4Kを持っている価値があるのか、あるいは4Kが何であるかを理解していなと答えている。4Kに対する理解は若い人達の方が高く、18歳~24歳で29%が4Kは何であるかを分かっており、25%は意図して4Kを6ヶ月以内に見たことがある。

Appleもオリジナルドラマ制作

Wall Street JournalによるとAppleは年内にオリジナルドラマを制作する事を検討している。AppleはすでにストリーミングサービスのApple Musicでドキュメンタリー等のオリジナルコンテンツを配信しているが、検討されているのはHBO、Netflix、Amazon等のドラマに対抗する規模の物になる。どの様なビジネスモデルになるのかは不明だが、新たにNetflix等に競合するSVODのサービスを作るのではなく、GoogleのYouTube Redの様に音楽のストリーミングサービスとビデオ配信を加えたものになると推測されている。

Foxの新部門

FoxはFoxNextと呼ばれるVR、ビデオゲーム、テーマパーク等の新メディア事業を担当する部門を設立した。FoxNextは同社のVRプロジェクトを開発して来たFox Innovation Labsからスタートし、VRの事業化、ビデオゲームプロジェクトの統合、それにマレーシアの20th Century Fox Worldを含めたテーマパークの運営等を行う。Twentieth Century Fox Filmのコンテンツ管理のヘッドであったSalil Mehtaが新部門のリーダーに就任した。

多チャンネルサービス加入者

第4四半期のVerizon  FiOS TVの加入者増加は2.1万世帯で、前年同期の2.5万より僅か少なかった。年間では5.9万世帯増え、470万世帯になった。FiOS Internetの加入者は1年で23.5万世帯増えて570万世帯になった。

AT&TのU-verse TVは26.2万世帯を失い、425万世帯で2016年を終わった。DirecTVの加入者は23.5万世帯増えたが、全体では2.7万世帯を失った。しかし、DirecTV Nowの加入者(有料のみ)は12月末で20万世帯であったので、合計加入者数は増えた事になる。ブロードバンドサービスへの加入者はDSLが13.3万世帯減り、U-Verse Internet13.6万世帯増え、合計は1417万世帯となった。

Comcastは好調で、Q4には8万世帯を加え、2016年全体では16.1万世帯を増やした。大手ケーブルTV事業者の年間加入者数が増えたのは10年ぶりである。合計加入者数は2251万世帯になった。ブロードバンド加入者は2016年で140万世帯増えた。