HuluはOTTベースの多チャンネルサービスを数ヶ月以内に開始すると正式に発表し、100人程度のベータテストを開始した。サービス料金は発表されていないが、$40前後と推測されている。既存のHuluのオンデマンドサービスが料金に含まれること、それにクラウドDVR機能も含まれる事が発表されている。Huluのサービス自体が地上波番組の主体のオンデマンドであり、地上波の同時配信を重視しており、その交渉状況が開始時期を左右する。
Amazonが独自のアニメチャンネルを開始
Amazonは2015年末にAmazon Prime Videoの利用者向けにオプションチャンネルを提供するAmazon Channelを開始し、HBO、Showtime、Starz、Seeso等100以上のSVODサービスが参加する規模に成長している。Amazon Channelに新たに独自の「Anime Strike」がチャンネルを加わった。Anime Strikeは他のAmazon Channelとは異なり、Amazonのサービスであり、Prime Video独占になる。サービスは月額$5で、1000以上のアニメ番組、映画を提供する。AT&TとChernin Groupが持つアニメ専門SVODのCrunchyrollに競合する。Crunchyrollの月額は$7。
NetflixがCrackleから略奪
NetflixはコメディアンのJerry Seinfeldと契約し、2つのスタンドアップ・コメディーの特別番組、それに「Comedians in Cars Getting Coffee」の独占配信権を得た。「Comedians in Cars Getting Coffee」はJerry Seinfeldが他のコメディアンをインタビューする番組で、Sony Picturesが配給している。これまでSonyの無料VODサービスのCrackleの番組であった。オバマ元大統領も出るなど、Crackleの話題番組の1つであったが、Netflixは「Comedians in Cars Getting Coffee」の新しいエピソードの配信権を得るだけでなく、過去8シーズンのエピソードの独占配信権も得るので、Crackleからは消える事になる。
SVODサービスのチャーンは19%
Parks Associatesの調査では昨年にSVOD加入者の19%はSVODサービスを最低でも1つは解約をした事がある。これは無料の試し期間は含まない。20%の解約率は高いが、簡単にスタートし、簡単に解約が出来るのがSVODの魅力でもある。解約率はが高くても、SVODの加入者数が増えている事は新規加入者が多いだけでなく、解約し、数カ月後には戻ってくる人も多い為である。
Slingboxの製造終了
Satellite Business NewsによるとEchoStarはSlingboxの製造を終了した。在庫がある限り、販売は行われるが、新製品の予定は無い。Slingboxは家庭で受信(あるいは録画した)ビデオコンテンツをインターネット経由で視聴可能にする製品で、Dish Network子会社のEchoStarが2007年に$3.8億で買収している。2015年に発表されたSlignbox M2は$100で販売されている。また、Dish NetworkのDVRのHopperにはSlingboxの機能が内蔵されている。
