コネクテッドTVの普及率69%
調査会社のLeichtman Research Groupによるとインターネット接続されたTV(コネクテッドTV)の世帯普及率は69%に達した。2010年の普及率は24%、2014年は50%であった。コネクテッドTVのある世帯の内、76%は複数のテレビをインターネット接続しており、平均台数は
ABCは昨年のNABでABC Clearinghouseと呼ばれるイニシアチブを立ち上げ、加盟局の同時配信を可能にする目標を掲げた。今年のNABではその成果として、Sinclair、Scripps、Hearst、Tegna等の大手放送局会社と合意に達し、全米210地域中の約160地域で、OTT多チャンネルサービスでの同時再送信が可能になると発表した。
HuluもついにOTTベースのバーチャル・多チャンネルサービスへ参入した。サービスはベータとなっているが、機能が限定されていることはなく、誰でも加入する事が出来る。Hulu with Live TVの料金はOTT多チャンネルサービスとしては平均的な$40で、主要な50程度の多チャンネルサービスネットワーク、4大地上波ネットワーク、HuluのSVODサービス、それに50時間のクラウドDVRが含まれる。地上波の同時配信はネットワークと加盟局が契約出来ている地域に限られる。有料追加チャンネルとしてはShowtimeが$9で提供されている。Huluに投資しているABC、NBC、Fox系の主要な多チャンネルサービスのネットワークはあるが、MTV、Nickelodeon、Comedy Central等のViacom系ネットワーク、AMC系ネットワーク、Discovery系ネットワーク、それにShowtime以外のHBO等の有料チャンネルが無い。