送信契約を巡る戦い

放送視聴者が減る中、地上波ネットワーク、それに多チャンネルサービス向けネットワークに取り、送信契約料は重要な収入になっている。Altice USAとDisneyの紛争は解決したが、争いは他でも起きている。ケーブルTV事業者のCharterはViacomとの契約で揉めている。契約期日が過ぎ、Viacom系のMTV、Comedy Central、Nickelodeon等のチャンネルが放送出来なく無く直前に両者は短期契約を結んだが、最終的な契約はまだ締結していない。

Verizonはスペイン語放送のUnivisionと契約更新での争いをしている。CharterとViacomはお互いに歩み寄りの姿勢があるが、Verizonには交渉をする意思は無いようで、全くの警告なしで10月16日にFiOS TV、それにOTTのGo90からUnivisionの番組を一切視聴不可能にした。VerizonはUnivisionは契約料を2倍にする事を求めているが、その様な値上げに応じる事は出来なく、Univisionのチャンネルを提供する事は不可能になったと発表している。

多チャンネルサービスとSVODへの加入

Parks Associates社の調査によるとブロードバンド世帯の53%は多チャンネルサービスとSVODサービスの両方に加入している。SVODサービスだけへの加入率は12%で、合計65%はSVODに加入している。多チャンネルサービスだけへの加入率は20%で、多チャンネルサービスへの合計加入率は73%となる。5%はどちらにも加入していない。Parks Associatesによるとアメリカには約200にOTTサービスが存在し、その87%がSVODオプションを提供している。同社によると2016年初め移行に60以上の会社がOTTサービスを開始しており、撤退したサービスは7つしかない。Amazon Prime Channelには100以上のSVODサービスがあるので、SVODサービスの半分以上はAmazonのPrime Channelを使っている事になる。


Parks Associates

Android対iOS

Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)社によると第3四半期にアクティベートされたスマートフォンにおけるAndroidのシェアは71%で、iOSは29%であった。Androidのシェアは第2四半期の68%から増え、iOSのシェアは31%から減っている。ブランド別ではSamsungが44%でトップ、Appleが29%で2位であった。3位のLGのシェアは13%であった。


Consumer Intelligence Research Partners

SESの4Kコンテンツ配信

衛星事業者のSESはNASA TV UHD、4KUNIVERSE、Fashion One 4K等の4K番組を衛星で配信してる。この配信は多チャンネル事業向けで一般家庭では受信出来ない。多チャンネルサービス事業者の4K放送のインフラが整う前にSESが4Kコンテンツの配信を始めたのは4K放送のテスト段階から参入し、その地位を築く為である。SESが配信してる4KコンテンツはVerizon、Frontier等のIPTV事業者の4K放送のテストで使われているだけでなく、ウィスコンシンのMarquette-Adams、ノースカロライナのHighlands Cable、テネシーのEPB.net等が商業化した4K放送サービスでも採用されている。これらの事業者は小規模な事業者であるが、小規模な事業者の方が4Kに強い関心を示している。Comcast、DirecTV等は4Kでの放送を始めているが、大手事業者は4K化より、多チャンネルサービスのOTT化により加入者減少を防ごうとしている。

Facebookがオリジナル番組を開始

Facebookは「Make Up or Break Up」と言う同社最初のオリジナル番組の配信を開始した。番組は約20分で、YouTuberのShan Boodramを司会者に使い、カップルの揉め事を聞き出し、視聴者はカップルが和解するべきか、別れるべきかを投票する。番組はロサンジェルスのVisata Studioで制作され、4Kで収録されているが、4Kでは配信されていない。Facebookは番組の視聴者数を公式には発表していないが、平均で30万人以上の視聴があり、最初のシーズン分として12エピソードを制作する契約をしたと発表している。