FullscreenがSVODから撤退

YouTubeから登場したMultichannel Network(MCN)は大きな注目を浴びた。MCNの1つのFullscreenはAT&TとChernin GroupのJV、Otter Mediaが2014年に買収し、2016年に独自の月額$6のSVODサービスを開始した。しかし、13歳から30歳とターゲットとした、FullscreenのSVODでは成功で出来ず、来年に終了する事が発表された。Fullscreenは750人を雇っており、SVODサービスの終了で約25人がレイオフされる。

PhiloもOTT多チャネルサービスを開始

大学のキャンパス向けにブロードバンドを使った多チャネルサービスを提供しているPhiloはコンシューマ向けにもサービスを開始した。サービスにはAMC、BBC America、MTV等の37チャンネルが含まれ、月額は$16と安い。さらに$4で9つのチャンネルを追加出来る。料金的には基本価格が$20のSling TVより安いが、PhiloにはESPNが基本にも、オプションにも含まれなく、地上波同時配信も無い。Philoは現時点で、AndroidとiOSの端末、ブラウザー、それにRokuに対応している。Philoの参入によりOTTベースの多チャネルサービスは7つになった(Sling TV、PlayStation Vue、DirecTV Now、FuboTV、YouTube TV、Hulu with Live TV)。

Sports Illustratedチャンネルが復活

スポーツ専門の雑誌、Sports Illustratedは1996年に多チャンネルサービスのチャンネルに、CNN Sports Illustratedとして参入した。当時、Sports Illustratedを持つTime社はTime Warnerの一部で、CNNとは姉妹会社であった。しかし、CNN Sports Illustratedは失敗し、2014年にTimeはTime Warnerからスピンオフされている。TimeはOTTサービスとしてSports Illustratedを開始し、$4.99でAmazon Channelで配信を開始する。5つのオリジナル番組に加え、Rocky等のスポーツに関係した映画も配信する。雑誌としてのSports Illustratedは読者を失っており、週刊から隔週になる。

SprintとHuluが契約

SprintはHuluと契約し、Huluのストリーミングビデオをデータ通信利用の対象外にした。この様なゼロレーティングはT-MobileがNetflixを含めた複数のOTTサービスを対象に始め、現在ではVerizonは自社のGo90、AT&TはDirecTV NowとHBO Nowを課金対象外としている。現時点ではSprintのゼロレーティングの対象はHuluのSVODサービスだけだが、近日中にOTT多チャンネルサービスのHulu with Live TVも対象にすると発表している。

Rokuの売上が40%アップ

9月にIPOを完了させたばかりのRokuの第3四半期の売上は$1.24億で、前年同期から40%の増加をした。しかし、会社は赤字であり、$4620万ドルの損出があった。Rokuのアクティブな利用者数は1670万人で、昨年同期から540万人(48%)の増加があった。売上の内訳は$6726万がプレーヤハードウェアの収入で、前年同期からは4%のアップであった。$5750万は、広告、コンテンツ事業者からのレベニューシェア、ライセンス等を含む「プラットフォーム」収入で、前年同期から137%の増加であった。

Rokuはストリーミング・オーディオ製品を開発しているDynastorm社を買収した。同社はデンマークの会社で、Rokuは約350万でこれを買収をした。Dynastormはマルチルーム向けのコネクテッド・スピーカを開発している。Rokuがオーディオに手を付けるのはこれは初めてはない。Rokuは2012年までインターネットラジオのSoundBridgeを発売していた。