Foxはニュース専門のFox Nationと呼ばれる有料OTTサービスを立ち上げようとしている。多チャンネルサービスのFox Newsの再送信ではなく、異なるニュース番組を配信する。FoxはFox NationはFox Newsを毎日1時間以上見ている「スーパーファン」の為のサービスと位置付けている。有料の予定だが、料金は発表されていない。Foxは映画スタジオ、FX等の多チャンネルサービス向けチャンネルを手放し、ニュースとスポーツに注力する予定。ニュースとスポーツはライブでの視聴が多く、タイムシフトで広告スキップされる可能性が低く、広告料が高い事に魅力を感じている。
DreamWorksがSVODを開始
ComcastはNBCUniversal買収時の条件で、Huluの経営には参加出来ない、SVOD事業者と独占契約をしない等の規制があるが、これらは今年で失効する。Comcastは自由になり、すでにその動きを開始している。Comcastが2016年にDreamWorks買収しているが、最近、DreamWorksTVのサービスがAmazon Channelで月$5で開始した。DreamWorksTVは6歳から12歳の子供向けのSVODで、現時点ではAmazon Channel以外では提供されていない。
ESPN SVODの料金は$5
Disneyは開始予定のESPN SVODサービスの詳細を発表した。サービスはESPN+(Plus)と呼ばれ、MLB、MLS、NHL、大学リーグ、テニス、ラグビー、ボクシング等からESPNチャンネルでは放送していない試合を配信する以外、ESPNの一部の番組、オリジナルコンテンツを月額$4.99で提供する。アプリは既存のESPNアプリと統合され、多チャンネルサービス加入者はESPNチャンネルをライブで視聴する事も出来る。
Go90が終了
VerizonはOTTサービスのGo90を終了させ、AOLとYahooの買収で誕生したOathに統合する。Verizonのモバイル向けOTTサービスのGo90は2015年に開始した。Intelから購入したOTTプラットフォームのOnCueをベースにスタートした。オリジナルコンテンツに力を入れるためにYouTubeのエグゼクティブを雇うなどしたが、成功しなかった。昨年には買収した元Hulu CEOの会社のVesselの配下にしたが、これも駄目で、ついに撤退が決まった。AOLとYahooの買収はGo90のコンテンツと技術の為であったが、逆にGo90はOathに吸収される事になる。
Flixsterもサービスを終了
映画のトランザクション型のオンデマンドと電子媒体での販売をして来たFlixsterがサービスを終了する。Flixsterは映画の情報サイトと2007年にスタートし、2010年にRotten Tomatoesを買収した。2016年にWarner Brothersの子会社で映画チケット販売サイトのFandangoがFlixsterを買収している。FandangoはFandangoNowと言うVODサービスを持っており、FlixsterはFandangoNowに吸収される。VODサービスの主役はSVODで、トランザクション型のVOD(TVOD)、あるいは電子媒体販売は成長していない。Digital Entertainment Groupによると、電子媒体販売は2016年で、$20.4億であったのが$21.5億に成長し、TVODは$21.1億から$19.6億に減った。これに対して、SVODは$72.9億から$95.5億に増えた。
