Google、Microsoft、AMアゾン、Netflix等が参加しているAlliance for Open Media(AOMedia)は新しい圧縮技術のAV1の規格がすべて完了した事を発表した。AV1はHEVC、GoogleのVP9に匹敵する性能を持ち、YouTube、Netflix、Amazon Prime Video、Facebook等が採用する予定。ブラウザーでの対応は今年中に始まり、2020年にはAV1対応のスマートフォンも登場する。AV1の特徴はオープン規格であり、HEVC等とは異なり、ロイヤリティー不要で使える事である。HEVCの場合、MPEG LA、HEVC Advanced、それにVelos Mediaの3つのパテント・プールが存在する。AV1はメンバー会社以外のパテントは一切使わず、AV1をパテント侵害で訴えた会社はAV1を使えなくなる。さらに、AOMediaは弁護費用もプールし、訴訟に対抗をする準備がある。
Comcast MachineQの新顧客
ComcastのLoRaWAN規格を使ったIoT向け通信サービスのmachineQは新しい顧客を加えた。新しいカスタマーは、設備資産管理のAdveez、ウェアラブル端末で痴呆症患者の位置を把握するCareBand、水道設備監視のNeptune、中小企業向けのIoTプラットフォームのPansofik、それにネズミ監視のVictorを含む。
CoxもIoT事業を開始
ケーブルTV事業者のCoxもIoT向けの省電力広域無線(LPWA)サービスを提供するCox2M部門を設立した。Cox2Mの最初の顧客は姉妹会社のCox Automotiveの子会社のManheim社で、同社は自動車の競売を行っている。Cox2MはManheimがアメリカとカナダで管理している50万台の車の監視にLPWAを使う。Cox AutomotiveはManheim以外にKelly Blur Book、Xtime、Autotrader.com等を持つ自動車販売の会社で、他の事業でもCox2MのLPWAサービスを使っていく予定。
EndeavorがNeuLionを買収
タレントエージェンシーのEndeavor社はOTTプラットフォームのNeuLionを$2.5億で買収する。買収は第2四半期に完了予定でNeuLionはEndeavorの子会社になる。Endeavorはタレント・エージェンシーのWilliam MorrisとEndeavor Agencyが2009年に合併して出来た会社で、タレント管理会社のIMGに加え、Ultimate Fighting Championships(UFC)、Miss Universe等のイベントを持つ。NeuLionはUFC、National Geographic、NBA、Univision、Sky Sports等にストリーミングのサービスを提供している。
SVODのTV広告への影響
テレビ視聴媒体が放送からOTT(ブロードバンド)に移行をしているが、これは単なる媒体の変化だけではない。OTTのサービスの多くは広告無し、あるいは広告無しが選べるSVODであり、ビジネスモデルも変化をしている。広告無しのSVODの視聴が増えると共に、テレビ広告の市場は縮小する。
果たして、どの程度のテレビ広告市場をSVOD、特にNetflixが無くしているのかをnScreenMediaの記事(https://goo.gl/3td51i)は推定している。これによると、Netflixにより失われたテレビ広告の規模は$30億から$60億である。nScreenMediaはこれを下記の様に計算している。
