SVODサービスに加入して最初に見るコンテンツは重要である。最初のコンテンツは試し期間中であり、その満足度が利用を続け、有料加入になるかるの重要な動機となる。7Park DataがNetflixとHuluの加入者に対して行った調査では、最初に見たコンテンツはNetflixの場合は70%はシリーズ物(TV番組)であった。Huluはさらに高い88%でTV番組あった。NetflixもHuluもオリジナルコンテンツとしてシリーズ物のTV番組に力を入れている理由である。しかし、番組のジャンルはHuluとNetflixではかなり異なる。Huluの場合はコメディードラマがトップで19%、ドラマが16%で、アニメーション(10)、SciFi(9%)と続く。Netflixはドラマが21%で、トップ。2位以下はコメディードラマ(11%)、スリラー(9%)、探偵/ミステリー(8%)となっている。
Amazon Primeの投資効率計算方法
ReutersはAmazonの内部資料がベースとしていかにオリジナルコンテンツの価値を計算しているかの記事を公開した(https://goo.gl/jPoH4D)。Amazonの大きな目的はそのPrime Memberを増やすことで、Prime VideoもSVODとしての価値を測る以上に、Prime Member の獲得に貢献したかを重視している。Amazonは「Cost per first stream」(CPFS)でこれを計算している。オリジナルコンテンツの制作とマーケティング費用をPrime Memberになった直後に視聴した人数で割った物で、例えば、「The Man in the High Castle」のシーズン1であれば、制作とマーケティングコストは$7200万で、115万の新規加入者に貢献したので、CPFSは$63となる。最も効率が良かったのは「The Grand Tour」で150万の新規加入者を取り、CPFSは$49であった。この資料によると、Amazon Primeのメンバーで、Amazon Prime Videoを利用しているのは2600万人である。

Reuters: Exclusive: Amazon’s internal numbers on Prime Video, revealed(https://goo.gl/jPoH4D)
ESPN+は4月12日開始
Disneyのスポーツ専門のSVODサービスのESPN+の料金は$4.99で、開始は4月12日になる。ESPN+の位置づけは多チャンネルサービスのESPNチャンネルを補充する物であり、ESPNでライブ中継する試合は配信されない。MLB、NHL、MLS、PGA Golf、ボクシング、テニス等の幅広いスポーツが配信される。ESPN+はESPNアプリから利用可能になる。配信はDisneyが$15.8億の投資で、75%を得たBAMTECHが行う。
TurnerのスポーツOTT
Time WarnerのTurner SportsはBleacher Report Live(B/R Live)と呼ばれるスポーツ専門のOTTサービスを4月から開始する。 B/R LiveはUEFA Champions League、NCAA Championships、PGA Championships、NBA Pass等の試合を配信する。料金は発表されていないが、月額料金だけでなく、1つの試合だけを見るなどフレキシブルな物になる。Time WarnerはすでにDramaFever、FilmStruck、Boomerang等のSVODを提供している。
FacebookがMLB25試合を配信
Facebookは2018年シーズンのMajor League Baseballの25試合を独占で世界に配信する。昨年も20試合を配信したが、独占では無かった。試合はMLB NetworkがFacebook専用に制作し、ソーシャルプラットフォームを意識した内容となる。契約料金は発表されていないが、Bloombergによると$3000万から$3500万となっている。MLBはTwitterとも幾つかの試合の配信契約をしている。
