OTT多チャンネルサービスの評価

Fierce CableはSling TV等のOTT多チャンネルサービスの評価を行った(https://goo.gl/pt3Sbj)。最も評価が高かったのはHulu with Live TVで、「A+」を得た。多チャンネルネットワークの豊富さに加え、地上波チャンネルも多くの地域で提供されている事とそのUIが評価された。最も低かったのはPlayStation Vueで、「C」であった。PlayStation VueはMicrosoft Xbox以外の主要なデバイスはサポートしているが、利用者はPlayStation主体であり、サービスは2015年に開始しているが加入者数はまだ60万人程度でしか無い。

Fierce CableのOTT多チャンネルサービス評価

サービス

推定加入者数

評価

Sling TV

220万人

B-

DirecTV Now

120万人

A

PlayStation Vue

60万人

C

Hulu with Live TV

45万人

A+

YouTube TV

35万人

B

FuboTV

10万

A

多チャンネルサービス市場の売上

Digital TV Research社によるとアメリカの多チャンネルサービス市場の売上は2015年がピークで$1017.1億であったのが、2023年には$751.3億に減ると予想している。ケーブルTVのピークは2010年で$541.1億の売り上げがあったのが、2023年には$367.5億に減る。IPTVのピークは2015年で$96億あったのが、2013年には$47.7億に減り、衛星放送の売上は$336.1億に落ちる。

多チャンネルサービス経由のSVOD加入

Park Associate社の調査によると、多チャンネルサービス加入者の21%は多チャンネルサービス事業者経由でSVODに加入している。昨年の調査では10%であったので、多チャンネルサービス経由のSVOD利用者は2倍に増えた事になる。この成長にはComcastが大きな貢献をしている。ComcastはX1でNetflixを利用可能にしており、同じインタフェースでケーブルTVサービスのXfinityとNetflixを使える事に対する評価は高い。最近、ComcastはX1でDishのSling TVが提供している外国語放送もアクセス可能にした

SkyがNetflixをTVパッケージに加える

NetflixをSTBから視聴可能にしている多チャンネルサービス事業者は多く、その一部はSTBからNetflixへの加入も可能にしている。イギリスのSkyは個別にNetflixを販売するだけで無く、他のチャンネルとバンドルしたオプション・パッケージとしても提供する。NetflixのコンテンツはSkyのUIかから検索可能になり、4K/HDRにも対応する。Skyは既存の多チャンネルサービスでNetflixを提供するだけでなく、そのOTTベースのNow TVでもNetflixをサポートする。

RDK製品が4000万台を超える

Comcastがスタートさせた次世代STB規格のRDKを管理しているRDK Management LLC(Comcast、Liberty Global、Charter CommunicationsのJV)はRDK規格のSTBとブロードバンド・ゲートウェイの世界での設置台数は昨年から62%増え、4000万台を超えた。RDK Managementに参加しているハードウェア、ソフトウェア会社、ケーブルTV事業者等のメンバー数も昨年から17%増え、350を超えた。