T-Mobileの5G計画

FCCに提出された書類によるとT-Mobileと同社が買収予定のSprintは5年で人口の52%をカバーする地域で5Gを提供する。サービスはComcastのサービスの68%、Charterの64%をカバーする。家庭向(固定)5Gサービスは2024年までに、300 Mbps程度のサービスを2.5億人、500 Mbpsのサービスを2億人に提供可能にする。T-Mobileは2018年に30程度の地域で5Gサービスを開始の予定と発表していたが、現在では2019年中に数百の地域と変わっている。2018年中にニューヨーク、LA等でのすでに、Verizonが固定5Gサービスを開始しており、年内にはAT&TもT-Mobileもサービスを開始する予定。

5G競売: CATVからはCoxのみ

11月14日から開始予定の5G向け24 GHz帯域の競売に参加するケーブルTV事業者はCox Communicationsだけで、Comcast、Charter、Altice USA等は競売に登録をしなかった。大手通信事業者として登録をしているのはDish、Verizon、T-Mobile、AT&T、Frontier、Windstream等である。ComcastとCharterはミリ波以上に、CBRS(Citizens Broadband Radio Service)と呼ばれている3.5 GHzの共有周波数帯(後記)と前記のCバンド(3.7 GHz~4.2 GHz)を使ったモバイル通信に関心を示している。

近づくCBRSサービスの開始

年内にはCBRS(Citizens Broadband Radio Service)をベースにしたサービスが始まる見込みである。CBRSは70年代にポピュラーであったCB無線とは無関係で3.5 GHz(3.5~3.7 GHz)帯域のことである。この周波数帯域は主にアメリカ軍隊のレーダー(それに一部、衛星通信)に使われており、その帯域を共有利用する物である。既存の利用者は新たな利用者からの障害から保護される。新たな利用者としては優先アクセス権利(Priority Access License – PAL)と一般アクセスに分けられ、PALでの利用権は2019年中に競売される。一般アクセスでは既存の権利者とPALとして競売される以外の周波数帯域を共有する。この一般アクセスでのCBRSの利用は年内に許可される予定である。

CBRSの利用は固定無線ブロードバンド、事業向けのプライアベートLTE網、分散アンテナシステム/スモールセル、既存の無線通信の補足等がある。既存のモバイルサービスの補足としては特にケーブルTV事業者が関心を示し、Comcast、Charter等がMVNO契約の容量を補充する目的ですでにテストを行っている。

SVODの高い評価

Internet Advertising Bureau(IAB)が行った調査(http://bit.ly/2JotZOC)によるとビデオサービスの中でSVODの評価が最も高く、ユーザ体験、価値、コンテンツ品質、コンテンツの種類、それにコンテンツのユニークさの5分野全部でトップになった。ユーザ体験では回答者の91%がSVODを高く評価していた。逆に、最も評価が低いのは地上波放送と既存の多チャンネルサービスであった。


Internet Advertising Bureau

OTTビデオのトップ10

Ampere Researchによると第3四半期にもっとも利用されたOTTビデオサービスはYouTubeで世界16カ国のOTTビデオ視聴者の68.3%が利用した。2位は35.4%が使ったNetflixで、Facebookは27.0%で3位であった。


Ampere Research