Samsung TV Plus利用者は8800万人

Samsungは世界30カ国でFASTサービスのSamsung TV Plusを提供している。これまで、利用者数は公開されていなかったが、10月に8800万人のアクティブ・ユーザが居ると発表になった。Roku Channel(1.2億)より少ないが、Pluto TV(8000万)とTubi(8,000万)より利用者が多いことになる。Samsungは世界で最も売れているスマートTVであり、Samsung TV Plusの利用者が多くて当然である。しかし、Nielsenの月間TV視聴時間のストリーミング事業者に含まれていないので、アメリカでの視聴時間は多くない。9月のThe GaugeではTubiが1.8%、Roku Channelが1.6%、Pluto TVが0.7%のシェアであった。


Nielsen

Apple TV+がAmazon Channelで配信

Apple TV+はAmazon Channelで提供される。Amazon Channelは数多くのニッチな(専門)SVODを提供しているが、Paramount+、Peacockの2つの主要なSVODも提供している。専門SVODを提供してプラットフォームとしてはAmazon Channelが最大で、Antennaによると58%のシェアを持っている。Apple がAmazonと手を組む理由はAppleも広告付きApple TV+の開始を考えており、Amazonの広告のノウハウを求めているとの推測もある。NetflixがMicrosoftと手を組んだとの同じ理由である。

しかし、Apple TV+がテレビ視聴時間に占めるシェアはわずかでしかなく、広告媒体の価値はまだ低い。NielsenのThe GaugeではApple TV+はその他に含まれている。NielsenによるとApple TV+の視聴時間はNetflixの50分の1であるので、視聴時間に占めるシェアは0.2%程度でしかない。それでは、スポンサーに対するアピールは低く、広告付きプランを始めても収入はわずかである。Apple TV+が必要なのは広告よりも、まずは加入者である。広告収入を得るためには、テレビ視聴時間に占めるシェアを引き上げることが必要である。


Antenna

ESPN FlagshipはESPN+を含む

Disneyは来年にESPNチャンネルのDirect-to Consumer版のESPN Flagshipの提供を開始する。価格はまだ発表されていないが、サービスには既存のESPN+が含まれることが明らかになった。Disneyは2018年にESPNの放送には含まれない試合を配信するESPN+をスタートさせた。ESPN+は現在月、$11.99で提供されている。ESPN+を含む以外、ESPN Flagshipはファンタジー・スポーツのESPN Fantasyを統合し、AIで生成されるカスタム可能なスポーツ・ニュース番組のSports Centerも提供する。

DisneyとDirecTVが再送信契約に合意

DisneyとDirecTVは新たな再送信契約に同意し、9月1日に始まったブラックアウトは13日間で終了した。ブラックアウトの間、DirecTVの加入者はDisneyのESPN、Disney Channel等の多チャンネル向けチャンネル、それにDisney所有局があるニューヨーク、ロサンゼルス等の地域ではABC局の放送も見ることが出来なかった。

再送信契約は更新金額が争いの中心だが、今回の争いはDirecTVがDisneyに対して、加入者がチャンネルをアラカルトで選べるようにアンバンドルすることを求めていたことが大きなポイントであった。ネットワークはチャンネルをバンドルし、再送信契約をする。Disneyであれば、ドル箱であるESPN無しでその他のDisney系のチャンネルを契約することを不可能している。ESPN無しの契約は出来なく、逆にESPNだけの契約も出来ない。多チャンネル事業者は視聴が少ないチャンネルも契約する必要があり、これがサービス料の高騰、さらにはコードカッティングを招いている。

DirecTVとDishが合併

DirecTVが競合の衛星放送事業者のDish Networkを買収する予定を発表した。2社の合併話は何度も出ており、EchoStar会長のチャーリー・エルゲンは2社が一緒になるのは「避けられない」と言い続けてきた。2002年に2社が合併をしようとした際は独占禁止法を理由に阻止された。しかし、コードカッティングにより状況は大きくと変わっている。