FCCは3.5GHz帯の150 MHzをカバーするCBRS(Citizens Broadband Radio Service)の利用を許可した。CBRSは共用帯域で、利用者は主に政府と衛星事業者の既存ユーザ(ティア1)、利用権利を競り落とした事業者(ティア2)、その他の帯域ユーザ(ティア3)で構成される。ティア2はティア1に干渉しないようにし、ティア3はティア1とティア2の権利を守らなければならない。これはSpectrum Access System(SAS)で行われ、5つのSASプロバイダー(Amdoc、CommScope、Federated Wireless、GoogleとSony)が許可を受けている。SAS事業者はCBRS利用者向けの管理サービスを近日中に開始する。
株主がAT&Tを訴訟
AT&T株主はAT&TがDirecTV Now(現AT&T TV Now)の加入者数を偽証したとして団体訴訟を起こした。訴えによるとAT&Tの営業部門は無断でモバイル通信加入者のアカウントにDirecTV Nowを登録し、加入者数を増やした。これにより、サービ
ケーブルTVの「Cable」離れ
コード・カッティングが進む中、「Cable」が悪いイメージの言葉になっている。2019年4月号の記事(「ケーブル」は死語)で書いたようにNCTA、CTAM、NCTA等の団体は「Cable」を名称から捨てている。ケーブルTV事業者の共同広告販売団体のNational Cable Communi
コネクテッドTVの保有は65%
TiVoの「Video Trend Report Q2 2019」(http://bit.ly/2AHlKcL)によると、コネクテッドTVの保有率は65%で昨年から殆ど増えていない。ブロードバンドの無い世帯、あるいはストリーミングビデオに興味無い人もおり、飽和が始まることは当然である。しかし
ATSC 3.0の名称はNEXTGEN TV
ATSC 3.0のコンシューマ向け名称はNextGen TVであるが、NABはNextとGenの間にスペースを入れた「Next Gen TV」と書き、ATSCはスペース無しである等、統一性がなかった。CTAはすべて大文字、スペース無しの「NEXTGEN TV」を正式名称に決め、ロゴも発表した
