CharterはDisney+、Max等のほぼ全てのTVネットワーク系のSVODサービスをケーブルTV加入者に対して追加料金無しで提供しているが、ComcastもMaxをXfinity TVと英国のSkyで提供する権利を得た。ComcastのWarner Brothers Discovery(WBD)との新しい再送信契約にはWBDのCNN、TBS、Discovery等のチャンネルの再送信に加え、広告付きMaxも配信する権利が含まれている。ComcastもCharterと同じにSVODサービスをケーブルTVに加えることで、コードカッティングを減らそうとしている、Comcastも同じことを考え始めたようだ。
AT&Tが無線固定電話の許可を得る
FCCはAT&Tに対してオクラホマ州の一部の地域で、メタル回線の電話サービスをAT&T Phone – Advanced(AP-A)と呼ばれる無線回線を使った固定電話でリプレースする許可を与えた。AP-AはAT&Tの既存のモバイル電話の回線を使い、インターネット回線をバックアップにしている。バックアップを提供することにより、信頼性を向上させたことでFCCの許可を得ることが出来た。また、接続は既存の固定電話と同じであり、新たな電話を購入する必要はない。老朽化しているメタル回線の維持は高価になっており、置き換え技術が求められている。
Netflix: スポーツでの成功
11月15日行われたポール・ジェイクとマイク・タイソンのボクシング試合はTVisionの統計では世界の分平均オーディエンスは1.08億人で、ピークの同時スリーム数は6500万、アメリカ国内で3800万であった。ライブ・ストリーミングでは最大の視聴者数となった。
Netflixはまた、クリスマスに2つのNFL試合を配信した。Nielsenによると、チーフス対スティーラーズの試合は分平均2580万人で、レイブンズ対テキサンズは2720万人であった。この視聴者数にはNetflixだけでなく、CBSのローカル局が放送したホーム試合も含まれているが、放送地域は限られており、殆どはNetflixのストリーミングである。クリスマスのNFL試合の視聴者数としては2023年の2920万人(CBSの全国放送)を下回るが、ストリーミングで最も視聴された試合となった。Netflixはこの2試合の権利に$1.5億を払っている。
Netflixは新たに2026年と2030年の女子サッカー・ワールトカップのアメリアでの英語とスパイン語での全試合の配信件を得ている。2022年の大会はFoxが英語での配信権を持ち、地上波と多チャンネル向けネットワークのFox Sportsで放送し、NBCがスペイン語地上波放送のTelemundoとストリーミング・サービスのPeacockで放送した。
CNBC+がローンチ
ComcastのNBCUniversalが持つビジネス・ニュースのチャンネル、CNBCはストリーミング・サービスのCNBC+を開始した。CNBC+では新たなコンテンツの提供はないが、欧州、アジアのCNBCのコンテンツを加え、常に最新の情報を提供し、さらにマーケットのデータも提供する。基本価格は月額$14.99だが、マーケット・アナリストのジム・クラマーがリードする投資クラブへの参加が加わる、年間$599.99のプラン、特定銘柄をモニターすることが出来年間$299.99の「Pro」プラン等がある。
Gracenoteのスポーツ配信のメタデータ
Nielsenの子会社で映像コンテンツ検索に必要なメタデータを専門にしているGracenoteは新しいサービスとして、スポーツ試合がどこで見ることが出来るかのデータの提供を開始した。スポーツの権利金が高騰することで、1つの会社が全権を得ることは困難になっている。試合は放送とストリーミングの複数の事業者が提供しており、どの試合をどこ見ることが出来るか分かりづらくなっている。例えば、MLBの2024年のレギュラーシーズンの試合数は2430あった。その内、150試合はParamount Global、NBCUniversal、Disney、Fox、それにAppleが全米で放送/配信した。これら試合は、CBS、Fox、ABC、NBC、ESPN、Paramount+、Peacock、あるいはApple TV+の可能性がある。それだけでも複雑だが、残りの90%の試合は地域スポーツネットワーク、ローカル局、MBLを含めたストリーミング・サービスで放送されており、試合を見つけることは困難である。
