User Testing社が2000人を対象に行なった調査によると48%の人たちは多チャンネルサービスに加入していなく、ビデオの視聴にはストリーミングを使っている。ストリーミング・サービスに使う金額は平均で$46で、広告なしを求めているが、11%は月に$100以上を使っても良いと答えている。ストリーミングサービスがレコメンデーションに使うアルゴリズムに対しては75%の人は満足と答えているが、50%の人は選択肢が多すぎると答えている。レコメンデーションには満足だが、コンテンツを見つけるのには多くの時間を使っており、年間110分になっている。年に4.6日間をコンテンツを見つけるのに費やしていることになる。
最も重要な動画広告媒体はSNSとCTV
Interactive Advertisement Bureauが年間$5000万以上の広告予算がある200社を対象にして行った調査によると、動画広告を行う際に最も重要な媒体はソーシャルビデオで70%の会社が選んだ。2位は69%のCTVであった。3位は全米放送広告(地上波と多チャンネル向けネットワーク広告)、4位はローカル放送広告(ローカル局とケーブルTV局)であった。

Interactive Advertisement Bureau
OmnicomがInterpublicを買収
広告会社のOmnicom Groupは同業のInterpublic Groupを$130億で買収する。Omnicomは世界2位、Interpublicは4位の広告会社で、合併後の会社は売上$250億規模になり、現在1位のWPPよりも$100億も大きな会社になる。合併後に新会社は年間で$7.5億規模の大きな経費削減を予定している。Omnicomの株主は新会社の60.6%を持ち、残りをInterpublic株主が持つ。2024年の広告市場は前年から10.7%増え、$1兆を超えると予想されているが、インターネット広告が市場の約2分の3(68.8%)を占めるようになっており、広告会社を通さない比率が増えている。

eMarketer
ParamountとNielsenの争い
Paramount GlobalとNielsenの契約更新を巡る争いは3ヶ月を過ぎた。ParamountはNielsenの契約更新料は高価になり過ぎ、一部のチャンネルではNielsenが求める料金が広告収入を上回っているとして、契約を拒否している。これに対して、NielsenはParamountは非現実的な50%の割引を求めていると批判している。ParamountはNielsenの競合のVideoAmpの視聴データを使っており、Nielsenを使わないことによる広告収入への影響は無いと語っている。2社の争いの間に挟まっているのは広告主である。12月にNielsenは一部のParamount Globalのデータの提供をストップした。ParamountはNielsenが視聴調査を行う上で必要な情報はすべて提供しており、これは不当な報復であり、CBS等の視聴データ無しでは、全体像の把握が困難になると批判している。Nielsenは全体数にはParamount Globalの視聴数は含まれており、提供しなくなったのは取引データのみであり、これはクライアントとの関係を守るために必要だと発表している。
MaxがSesame Streetの契約を切る
著名な子供向け番組のSesame StreetはPBSが放送をし始めたが、2016年からは最新エピソードはHBOで放送されてからPBSでの再放送になり、2020年からはMaxでのリリースになった。Maxは総合的なSVODサービスを目指し、Sesame Street以外にも子供向け番組をライセンスしたが、現在はコスト削減のためにライセンス契約を減らしており、Sesame Steetとの契約も来季が最後になる。Sesame Steetのライブラリは2027年まではMaxに残るが、最新エピソードのリリースはなくなる。Sesame Steetは新たな配信先を見つける必要がある。
