開始されたHDによるローカルニュース

これまで地上波放送のHD番組はネットワークが提供するプログラミングであり,地域局が制作した番組は殆ど存在しなかった。しかし,4月末にWSOC(シャーロット,ノースカロライナ: ABC系,Cox社保有局),KCBSとKCAL(ロサンジェルス: CBS),KFSN(フレズノ,カリフォルニア: ABC)KTVK(フェニックス: 独立系,Belo社),KVOA(トゥーソン: NBC系,Cordillera社),WLEX(レキシントン,ケンタッキー: NBC系,Cordillera社)の7つの局がHDによるローカルニュース番組の提供を開始し,全米でHDによりローカルニュースを制作している局は45に増えた。

Coxがカリフォルニアのフランチャイズ権を得る

州レベルでのフランチャイズが可能になったカリフォルニア州で,Verizon,AT&Tに続き,MSOのCoxがカリフォルニア州のフランチャイズ権を得た。CoxはSan Diegoの高級新興住宅地のScripps Ranchでビデオサービスを提供してきたが,その住宅地域が拡大されたことで,その一部はTime Warner Cableが持つ,既存のフランチャイズ地域に入った。Time Warnerはそのフランチャイズ局に対して,Coxが無許可でサービスを始めたと訴え,Coxは昨年にビデオサービスを中止し,電話とケーブルモデムだけを提供してきた。カリフォルニア州のライセンスを得たことで,Coxはこの地域で,再度ビデオサービスを提供する事が可能になった。

ComcastがIPTVのテストを行う

Comcastは今年中にケーブルモデムの新しい規格のDOCSIS 3.0のテストを行う。DOCSIS 3.0はチャンネル・ボンディングと呼ばれる,複数の6 MHz帯域を1つにまとめ,最大下流速度100 Mbpsを可能にする。Comcastは5万通過世帯規模のシステムで,このDOCSIS 3.0とそのアプリケーションのテストを行う。アプリケーションの1つとして,ComcastはIPを使ったビデオの配信もテストする。DOCSIS 3.0対応のモデムの生産が開始されるのは2007年後半で,CableLabsは2007年10月に最初の認証テストを行い,モデムが出荷されるのは2008年になってからになる。

Comcastが新しいIPGを発表

Comcastは6つのチャンネルを同時に表示する事が可能な新しいIPG(Interactive Program Guide)をその約4分の1のシステムで提供をし始めた。このIPGはComcast Centralと呼ばれ,3つの分野(ニュース,スポーツ,子供番組)の分野から6つのチャンネルを同時に表示する事が出来る。利用者がどのチャンネルを表示するかは選ぶことは出来ない。このIPGアプリケーションはComcastとGemsatr-TV GuideのJV,GuideWorksが開発したIPGプラットフォームのiGuide上で走る。Comcastの提供しているSTBの約75%はMotorola製で,その殆どでiGuideが走っている。例外はワシントン州のシステムで,同システムではMicrosoftのFoundation Editionが使われている。残りの25%はSA製のSTBで,SAのIPG,SARAが走っている。

CBSのブロードバンドTV契約

先月,FoxとNBCはそれぞれのTV番組を自社のウェブサイトだけでなく,他のウェブにも配給する為のジョイントベンチャーを設立したのに続き,CBSは大きな規模のブロードバンドによる番組の配信契約を発表した。現在,CBSのTV番組はCBSのウェブサイト以外ではAppleのITunes,Yahoo!,MicrosoftのXbox,AmazonのUnBox等に配給されているが,CBS Interactive Audience Networkは新たにAOL,Bebo,Brighcove,CNET,Comcast,Microsoft,Joost,Netvibes,Sling Media,Veohと契約を結んだ。CBS Interactive Audience NetworkはCBSが放送中のCSI,Late Night Show,Survivor,CSTV Game of the Week,CBS Evening News等に加え,以前の番組を提供している。番組には広告が挿入され,広告収入はCBSと番組をストリームしたウェブサイトが分ける。