FCCがネット中立規則作りを開始

FCC委員会は10月22日にネットワーク中立性規則を作る事を決定させた。FCCはマーチン委員長の時代からネットワーク中立性の規則を作る事を提案して来た。FCCは以前に提案した4つの原則に、新たに2つを加えた6つの原則を基に規則のルールを作ることとし、この提案に対する120日間のコメント期間を開始した。

意外なSlingboxの利用方法

Slingboxは家にあるTV、あるいはDVRの番組を外出先で見る為の製品として、2005年に発表された。SlingboxはTV等のビデオソースからビデオ出力を得て、デジタル化し、IPデータとして出力する。Slingboxを家のTVとブロードバンドに接続すれば、インターネット経由で外出先からTVで放送されている番組を見る事が出来る。Slingboxに対応する端末はWindows PC、Mac、Windows Mobile、iPhone、Nokia Symbian、それにBlackberryである。Slingboxは最初の6ヶ月間で、10万台を売り、その製造元のSling Mediaは2007年にDish Networkの関連会社で、STBを製造しているEchostarに買収されている。

EchostarはSlingboxの出荷台数は発表していないが、50万台は越えていると推定される。Slingboxの利用者は外出先で、ビデオを視聴する為にこれを購入したと思われるが、答えは意外であり、その利用者の多くは宅内だけでしかSlingboxを使っていない。

2年前に、Sling Media(EchoStar)がそのアメリカとイギリスでのユーザを調査した所、一度もSlingboxを使って外出先でビデオを見たこと無い人は40%あり、最近に行われた同様の調査ではその率は何と70%に達していた。70%のユーザはSlingboxを外出先でビデオを見るために購入したのではなく、宅内でビデオをシェアする為に使っている。Slingboxはモバイルユーザの為の製品ではなく、マルチルームDVR(ホールハウスDVR)の様に、DVR(あるいはTV)の番組をそれが置いてある以外の部屋で見るための製品として購入されている。

BASのデジタル化

ENG(Electronic News Gathering)等に放送局が使っているBAS(Broadcast Auxiliary Services)帯のデジタル化は少しずつ進み、210市場の内、146まで完了し、人口の74%をカバーするところまで来た。

Sprint Nextelは公共安全の帯域との干渉が多い800 MHz帯を国に返還する代わりに2 GHz帯をもらうことをFCCと合意した。しかし、Sprint Nextel が得るべき、2 GHz帯はBASで使われている帯域で、そのデジタル化が完了し、帯域が空かないと使うことは出来ない。Sprint Nextelは、BASのデジタル移行を早める為に、デジタル化に必要な通信機器を無料で放送局に提供する事を約束した。

国は800MHz帯の10 MHzを返してもらい、Sprint Nextelは現在使っている1.9 GHzの隣りに10 MHzをもらい、放送局は無料でデジタル機器機器を得ると言うこの契約は一見、良いことづくしだが、実際は問題が多く出た。他の通信気業者はオークション無しで、Sprint Nextelが帯域を得た事を怒り、放送局は引っ越しをしなければならない手間に文句を言い、このBAS再編成の予定は大きくと後れてきた。

Sprintは91%の放送局はデジタル移行に必要な機器、ケーブル等全ての器材をすでに受け取っており、78%は機器の導入を完了させていると報告している。

CropperCapture[2]

RedstoneがViacom、CBSの株を売る

ViacomとCBSの会長で、両社の大株主のNational Amusements Inc.(NAI)をコントロールする、Summer Redstoneは合計で10億ドル近くのViacomとCBSの株を手放す。RedstoneはCBS株3.45億ドル、Viacom株6億ドル分を売り、NAIの借金を返済する。これにより、NAIの債務は無くなり、Redstoneの議決権株は減るが、引き続き議決権の75%以上を持つことになる。

NagravisionのDTAも認可される

FCCはEvolution Broadband、Motorola、Cisco、Pace、ThomsonのDTAに続いて、Nagravision社のAC-N060PD2A-SCとAC-N060PD2A-SIMの2機種のローエンドSTBもCAS外付け規制の免除を認可した。ユーザ認証にAC-N060PD2A-SCはスマートカード、AC-N060PD2A-SIMはSIMをそれぞれ使うが、CAS外付けのCableCARDには対応していない。NagravisionはスイスのKudelski Group社が持つ、CAS技術のベンダーで、STBは自社ブランドではなく、OEMで提供している。