ホワイトスペースのテスト

ノースカロライナ州で、放送帯域の未使用帯、ホワイトスペースをブロードバンドサービスの提供に使う、全米で最初のテストがおこなわれている。テストでは、Microsoft、Dell、Spectrum Bridgeが必要な技術を提供し、これまでブロードバンドサービスの無かったバージニア州クロードビルにブロードバンド・アクセスを提供している。

DVD発売日のVOD

2009年6月号に書いたように映画のDVD発売日とケーブルTV事業者のVODでのリリース期間の差が縮まっている。しかし、まだ、DVD発売当日にVODでリリースされるケースは少ない。映画会社は、これにより、DVDの売上げが減ることを恐れている。11月は映画会社に取り、VODの早いリリースがDVDの販売にどれほどの影響があるのかを知る機会になる。

11月中に11の新作映画がDVDの発売日と同時にVODでも提供される。それも、余り無名の映画ではなく、「Angels & Demons」を含む、ヒット映画が含まれている。

2009年11月にDVD発売日にVODでもリリースされる映画
映画 スタジオ チケット収入
Angels & Demons Sony $133 M
Four Christmases Warner Bros. $120 M
The Ugly Truth Sony $83 M
The Taking Of Pelham 123 Sony $64 M
Bruno Universal $60 M
Funny People Universal $50 M
My Sister’s Keeper Warner Bros. $47 M
Aliens In The Attic Fox $23 M
Shorts Warner Bros. $18M
I Love You, Beth Cooper Fox $14 M
Food, Inc. Magnolia $3.8 M

好評なCablevisionの双方向広告

先月号で記事にしたCablevisionの双方向広告のOptimum Selectが開始された。広告主としては4社が付き、そのサンプル申し込み機能を使い、Gilletteは石鹸、Unileverはボディーミスト、Benjamin Mooreはペンキのサンプル、Century 21は同映画館への10ドルクーポンを提供した。広告は30秒スポットで、USA Network、Discovery等の、25の主要なケーブルTVネットワークのチャンネルに挿入された。Cablevisionによると、双方向の広告は大きなヒットで、Gilletteは準備した3万個のサンプルを1週間で配り果たした。Cablevisionは現在、このテストを50万世帯を対象に行っているが、2010年にはその290万世帯全てで、双方向広告が受けられるようにする予定。

Comcast: 年内にインターネットTV開始

Comcastは今年の年末までにそのケーブルTVサービスの加入者に対して、ケーブルTVで放送された番組をインターネットでも見られるようにすると発表した。Comcastは現在、On Demand Onlineと呼ばれるサービスをテストしているが、この発表されたサービスはより、「ヒップな」名称になると発表されている。このサービスが受けられるのは、ComcastのケーブルTVサービスに加入し、Comcastのケーブルモデムにも加入している必要性があるので、外出先から視聴は出来ず、「TV Everywhere」の構想には達していない。サービスは無料であり、どの番組が視聴出来るかは、どのケーブルTVのパッケージに加入しているかにより、有料チャンネルのHBOに加入していなければ、インターネットでもHBOは見られない。Comcastは広告無しで放送している、HBO等の有料チャンネルに対しては、ビデオに広告の挿入は行わず、バナー広告も行わないと発表している。

ケーブルTV事業者の共同R&D組織、CableLabsはTV Everywhereの標準規格化を行うために、必要な基本仕様に関する情報収集を開始した。

Comcast: 年内にTru2way対応

Comcastはその全システムが今年の末までに、Tru2way対応になると発表しした。ケーブルTV事業者は、今年の7月1日までにそのシステムをTru2way対応にする事を約束していた。Comcastの副社長のデビッド・コーヘンは家電メーカーにおけるTru2wayの関心は冷え始めていると語った。技術が急速に進んでいる中、Tru2wayへのを製品に埋め込むことに躊躇をしており、交換可能なチップ、あるいはダウンローダブルなソルーションを考える必要があるとも語った。