好調な多チャンネル市場

Cablevisionは第3四半期に27,3000のケーブルTV加入者を失ったが、19,100のケーブルモデム加入者、34,000の電話サービス加入者を増やし、収益を前年同期の$3090万から3倍の$9890万ドルに増やした。

Comcastも132,000のケーブルTV加入者を失ったが、361,000のケーブルモデム利用者、375,000の電話利用者を増やした。Comcastの第3四半期の収益は$9.44億で、前年同期の7.71億ドルから22%の増加を見せた。

DBS事業者のDirecTVは156,000の加入者を増やし、売上げは前年同期から9.7%アップの55億ドルであった。

U-verseとFiOSの加入者

AT&TのU-Verseサービスは第3四半期に240,000の加入者を加え、合計加入者は9月末で181.6万世帯となった。携帯電話サービスも好調で200万の増加があったが、803,000の家庭向けの固定電話回線を失った。

これに比べ、VerizonのFiOS TVは第3四半期は予測の253,000追加を18%も下回る、191,000の増加でしかなかった。FiOS TVの加入者数は9月末で270万世帯であった。

OTT視聴者はまだ少ない

TV Everywhere構想により、多チャンネル放送で提供されている番組をインターネット経由で提供するOver The Top(OTT)に対する関心が高まっているが、調査会社のHorowitz AssociatesによるとケーブルTV、あるいはDBS加入者で、PC、あるいはハンドヘルド・デバイスで、オンラインビデオを視聴しているのは17%でしかない。調査は800の多チャンネルサービス加入者を対象に行われ、調査結果によると、回答者が1月で見たビデオコンテンツの内、TV以外のプラットフォームで視聴されたのはたったの2%でしかなかった。回答者は平均で月間に130.2時間のビデオをTVで見るにに対して、PCでのビデオ視聴は1.7時間、ハンドヘルドデバイスでは0.3時間でしかない。オンラインビデオの視聴に使われるサイトとしてはYouTube、ABC、Hulu、NBCがトップで、見るジャンルとしてはドラマが24%で最も多く、ニュース(14%)、コメディー番組(13%)、スポーツ(13%)、連続コメディー(11%)であった。TV以外のプラットフォームでビデオを視聴している回答者の内、20%は、もし、現在多チャンネルサービスで見ているコンテンツがインターネットで提供されれば、多チャンネルサービスの契約を止めると答えている。

Zillion TVが社員の1/3をレイオフ

先月、Zillion TVのサービス開始が延期になり、ビジネスモデルの変更を進めていると書いたが、Zillion TVはその従業員の約3分の1をカットした模様。Zillion TVはレイオフを行った事は認めているが、その規模は発表していない。しかし、元Zillion TVの社員のブログによると、100人の社員の3分1近くが解雇になった。
Zillion TVはそれとほぼ同時に、その創立者でCEOのミッチ・バーマンを解雇し、Corgi(玩具会社)の元CFO、COOであったジャック・ローレンスをCEOに雇った、また、Zillion TVこれまで契約しているDisney、NBC Universal、Sony Pictures、Warner Brother、Foxに加え、Lionsgateともコンテンツ契約を結んだと発表した。