若者のTV視聴時間が減少?

Kaiser Family Foundationが発表した報告書、「Generation M: Media in the Lives of 8- to 18-Year-Olds」 によると、8歳から18歳におけるTV放送(タイムシフトは含まない)の視聴時間は2004年から2009年では25分間減少した。しかし、TV視聴時間はメディア時間の中では依然としてトップであり、59%を占めている。TV視聴は一日で、4時間29分で、2位は音楽(2:31)、3位はコンピュータ(1:29)であった。Kaiserの調査によると、TV、コンピュータ等の「画面」に向かっている時間は2004年の6時間21分から、7時間38分と増え、マルチタスクを考慮すると、画面時間は10時間45分になる。

しかし、TVの視聴者調査を専門としてる、Nielsenは、同社が継続的に行っている視聴者調査では、若者のTV視聴時間は減っていなく、過去5年間では7分間増え、1日3時間14分になっていると、Kaiser Family Foundationの結果に異議を唱えている。

アナログ停波: 700MHzマイクの販売禁止

アナログ停波の一環として、FCCは700 MHz帯を使う無線マイクロフォンの流通と販売を禁止した。これらマイクはアナログ停波で空き、通信事業者に売られた52から69チャンネルを使う物で、既存のユーザは2010年6月12日までにこれらマイクロフォンの使用を止めなければならない。

FiOSとU-Verseの成長

VerizonのFiOS TVサービスは2009年前半に急成長を見せたが、後半になり、成長が鈍っている。第4四半期の加入世帯増加は153,000に留まり、FiOS TVの2009年末の加入世帯は2900万であった。新加入者数は2009年前半が599,000世帯であったのに対して、後半は344,000であった。FiOSインターネットサービスの加入世帯は3400万で、Verizonのビデオとブロードバンドサービスの第4四半期の収入は、17億ドルで、前年同期から25.5%の増であった。FiOSネットワークが通過している世帯数は1.54億で、Verizonは2010末には1800万世帯がFiOSサービスに加入可能になると発表している。

FiOS TVへの加入者の増加が鈍っている理由の一つは、FiOS TVの提供地域が、これまでの競合が少なく、比較的に参入が容易な地域から、競合の厳しい地域へと広がっているからである。FiOS TVは、Comcastの本社のあるフィラデルフィアでサービスを始めており、近々、ニューヨークでもサービスを開始する予定である。ニューヨークではTime Warner CableとCablevisionとの競合になる。

AT&TのU-Verse TVの成長は順調で、2009年の第4四半期には167,000世帯を追加し、合計世帯数は2100万世帯になった。AT&Tは、U-Verse TV、U-Verseブロードバンド、それにU-Verse VoIPのサービスからの収入は年間で30億ドルに近づいていると発表している。U-Verseの提供地域は、元Bellsouthの南東地域に多い。

AT&T U-Verse Verizon FiOS
住宅向け電話回線数(年成長率) 27.33 M (-12.8%) 18.37 M (-12.3%)
ブロードバンド加入世帯 13.7 M (+5.8%) 9.22 M (+6.3%)
TV加入世帯 2.06 M (+97.5%) 2.86 M (+49.2%)
サービス対象世帯 23 M 15.4 M
ビデオサービス普及率 13%以下 24.5%

各社

Xboxを使ったU-Verse TV

AT&Tは3年間かけ、MicrosoftのXbox 360をU-verse TVのSTBとして使う技術を開発しており、今年中にはこれを現実化すると発表した。AT&Tによると、Xbox 360をU-verseのSTBとして使い、通常の番組、VODへのアクセス、DVRに録画された番組へのアクセスが出来るようになると発表している。Xbox 360のコンソールは、ネットワークのノードとして働き、システムを構成するには、最低は1台の通常のSTBを起き、サーバーとして機能させる必要があと、推測される。AT&TはXboxをSTBに使うとした場合の、コストに関しては発表していない。

Comcast: サンフランシスコ地区のデジタル移行

Comcastはサンフランシスコ・サンノゼ地域において、Project Cavalryと呼ばれているデジタル移行計画をほぼ完了させた。Project Cavalryは完全なデジタル移行ではなく、アナログチャンネルは残す物の、地上波再送信を主体とする、ベーシックチャンネルのみの最低限として、拡張ベーシック以上はデジタルに移行する物。ComcastはDTAと呼ばれる、VOD等の機能を持たない、最低機能のデジタルSTBを使い、デジタル移行を進めている。拡張ベーシックだけへの加入者は、これまではSTB無しでサービスを受ける事が出来た。Comcastは30チャンネル以下をアナログで残し、拡張ベーシックの30程度のチャンネルをデジタル化した。これにより、空いた容量を使い、Comcastは新たなチャンネルを加え、また、ケーブルモデムの速度も向上させた。これにより、サンフランシスコ地区でのComcastのHDチャンネルは100チャンネル以上に達した。