Verizonは、その営業地域すべてに光ファーバーネットワークのFiOSを構築する予定は無く、現在、敷設中の地域が完了した時点で、FiOS計画は終了になる事を明らかにした。Verizonは、FiOSを16州で提供しているが、その主体は東海岸である。しかし、東部の主要都市をすべてカバーしている訳ではない。ワシントンDC、ニューヨーク、フィラデルフィアではFiOSを開始しており、拡大されるが、フランチャイズ契約が出来ていないバルチモア、ボストン等にはFiOSは提供されない事になる。Verizonは2009年末で、286万世帯のFiOS TVへの加入者、343万世帯のFiOSインターネットへの加入者があったが、新規加入率は減少方向にある。Verizonは2010年末で、FiOSを受けられる世帯数は1800万になる予定だと発表している。
TWCがSprintとのVoIP契約を切る
Time Warner Cableは410万世帯以上に電話サービスを提供している。サービスは、ケーブルモデムを使ったVoIPであり、そのバックエンドにはSprintの交換とインターコネクション・サービスを使っている。TWCは、自前のVoIPバックエンドに移行し、Sprintとの契約を切っていく事を発表した。2009年度の財務報告では、TWCは電話サービスの接続に2010年には5.36億ドルを支払うことになっている。TWCは、2011年から2012年では、この契約を2年で6.31億ドルに減らし、2013年から2014年には2年で1.51億ドルにし、2015年には全て自社の設備に移行を完了させる予定である。
3D放送の動き
Comcastは4月7日からのゴルフのマスターズの中継を3Dで行う。Comcastは7日のPar 3コンテストからトーナメントの中継を毎日2時間、3Dで放送する。マスターズは、ESPNが平日の中継を担当し、CBSが土曜、日曜の中継を行う。放送はComcastのHDサービスの加入者に対して、無料で行われる。マスターズの3D中継は、Cox、それにTime Warner Cableも行う。
しかし、これは、ケーブルTV事業者による最初の3D放送にはならない。Comcastより早く、Cablevisionは3月にアイスホッケーの試合を3Dで放送した。この放送は、RealIDの3D技術を使って行われた。
DirecTVは6月に3D専用のチャンネルを立ち上げる予定になっているが、その1つはESPNの3Dチャンネルになる事を発表した。ESPNの3Dチャンネルは、DirecTVの加入者に無料で提供される。3D放送が行われていない時は、このチャンネルは何も放送をしない。もう1つのチャンネルはN3Dと呼ばれ、AEG、CBS、Fox、MTV、NBC、Turner等のコンテンツを放送する。N3Dは1年間、パナソニックが独占スポンサーになる。残りの2つの3Dチャンネルはペイパービュー(PPV)の有料チャンネルになる。
Dishが15機目の衛星打ち上げに成功
EchoStarは、Dish Networkの15個目の衛星となるEchoStar XIVを3月21日に打ち上げた。この打ち上げ成功により、Dishはこれまで地上波再送信を提供する事が出来なかった地域に再送信を提供する事が可能になる。衛星放送の再送信に対する法案はまだ両議会を通過する事が出来ていないが、この中には、Dishが地上波再送信を提供する事を増やすことを条件に、同社が地上波再送信を得ることが出来ない世帯に対して、その地域以外の放送局の放送を再送信する事を再許可する項目が含まれる予定である。衛星放送の再送信権限を更新する法案は、上院で2つ、下院で1つ通過しており、内容が異なるため、調整が必要になっている。
NetflixがAkamaiと契約
NetflixはそのストリーミングサービスのWatch Instantlyを提供するコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)として、Akamai Technologiesと契約した事を発表した。Netflixは欧州市場への参入を計画しており、Akamaiはこれにも協力をする。Netflixは現在、Limelightを使っているが、これと併用になるのか、あるいはAkamaiに移行をしていくのかは発表されていない。
