TiVoがスペインのONOと契約

欧州への進出を進めているTiVoは、スペイン最大のケーブルTV事業者のONOとパートナー契約を結んだ。ONOは、スペインにおけるTiVoの独占販売権を得る。ONOは、TiVoのソフトウェアをその全STB(DVRと非DVR)に採用をしていき、他のIPGは採用をしない契約をした。このONOとTiVoのパートナーシップにより、提供される次世代サービスにはCiscoとNagravisionも協力をする。

世界ブロードバンド、IPTV市場

Broadband Forumの発表によると、2010年1Qにおける世界のブロードバンド回線数は484,788,597で、前年同期から12.4%の成長をした。ブロードバンド回線数が最も多いのは中国で2010年第1四半期で、1.12億回線であった。2位はアメリカ(8.71億)、3位は日本(3.19)であった。このデータはPoint Topic社のデータが基になっている。

フランス: 地上波を使ったプッシュ型VOD

フランスはデジタル地上波を使ったプッシュ型(蓄積)VODのテストを完了させ、来年から商業化を開始する予定。過去数ヶ月間、フランスの伝送会社のTDFは、放送会社のFrance Television、Arte、NRJ12、TF1との協力でSTBのハードディスクにコンテンツを配信、蓄積し、キャッチアップサービスとして提供する実験を行ってきた。プッシュ型のVODのテストは有料チャンネルのTV Numericも行った。TDFは、R6マルチプレックスの空きを使い、1 Mbpsで番組をSTBにプッシュした。TDFはサービスは技術的には成功であったと発表している。しかし、蓄積に使われるHDDは250 GBであることから、蓄積される番組の時間は180時間に限られる。全ての番組をプッシュする事は不可能であり、放送会社が番組を選ぶことになる。番組は15日から30日保存されるので、蓄積される番組は限られてしまう。また、キャッチアップサービスは無料で提供されるが、そのビジネスモデルが不明瞭で、どの様な収入源があるのかがはっきりしていない。TDFと放送会社は、開始の前にこれら問題を解決する必要がある。

欧州: デジタル移行

  • フランス: 6月7日の夜中にフランスのブルターニュ地域でアナログ停波が行われた。これはアルザス、ノルマンディー下部、ロワール地域に続く、4つ目のアナログ停波で、TDF、Towercast、Itas Timの3社が持つ66のアナログ送信機のスイッチが切られ、翌朝10時にデジタル放送が開始した。
  • ポーランド: ポーランドにおけるアナログ停波は2013年7月31日に実施される。現在、1つ目のデジタル・マルチプレックスは昨年9月に開始しているが、2つ目、3つ目は今年の10月に開始となり、ポーランドの80%でデジタル放送が受信可能となる。

欧州: モバイル放送

  • イギリス: O2、Orange、それにVodafoneの3社は最近、GSMAが認証したIntegrated Mobile Broadcast(IMB)を使ったモバイル放送のテストを行う。テストは、10月から3ヶ月間、ロンドン中央とスラウで行われる。携帯事業者は、利用が高価な放送帯域を使ったDVB-Hでのモバイル放送を行うより、3Gネットワークを使った方が効率的だと考え始めている。
  • ハンガリー: Antenna HungariaはそのDVB-Hのテストで使われている容量の一部を通常の地上波放送に使うことを検討している。モバイル放送への関心は低く、帯域は地上波放送のチャンネルを増やすことに使った方が効率的だとし、規制当局との交渉をしている。
  • フランス: フランスのメディア規制局のCSAはTDFとVirgin Mobileに対するDVB-Hのサービス開始を許可した。フランスのこれ以外のモバイル事業者のOrange、SFR、Bouygues Telecom、FreeはDVB-Hを提供しない。