世界最大のSTBベンダーのPace社はWi-Fiアライアンスへの加入を発表した。PaceはそのSTBの一部にWiFi機能を組み込む予定であるが、それによりどの様なサービスを想定しているかは発表されていない。英国ではNetgem社がWiFiを使った、デジタル地上波のFreeviewとIPTVのハイブリッド型のSTBの一部、Fetch TVを提供している。Fetch TVはFreeviewのチューナを内蔵し、IPTVサービスにはWiFiで接続している。
BigBandが欧州進出
米国のケーブルTV事業者向けに伝送機器を提供している、BigBand社はIPTV技術で、欧州に参入をする。同社はイギリスのTechnetix Groupとパートナーを組み、そのIPTVソルーションのvIP Pass等を販売していく。Technetix Groupはブロードバンド通信機器会社で、Virgin Media、Liberty Global、Telefonica、France Telecom、Swisscom等を顧客に持つ。
AT&TがSTB SoCにBroadcomを採用
AT&TはそのUverseのSTBにBroadcom社のSoC(Silicon-on-a-chip)を採用する。AT&Tはこれまで、Sigma DesignのSoCをその全てのSTBに採用してきた。UverseはMicrosoftのMediaroomを採用しており、BroadcomのSoCはMicrosoftから認証された、Mediaroom対応の7405 SoCを発表している。AT&Tは3D処理等の為により高度なチップを求めており、Broadcomの採用が決まった。
MoCA 2.0が承認される
Multimedia over Coax Alliance(MoCA)は、新しいバージョンのMoCA 2.0を規格として承認した。MoCA 2.0はベーシックモードで400 Mbps、エンハンスドモードで800 Mbpsの速度を提供する。現在のMoCA 1.1の速度は175 Mbpsである。これまでに、3500万台のMoCAチップが出荷されており、その殆どはSTBにマルチルームDVR機能を提供する為に使われている。DirecTV、Comcast、Verizon、Cox、Time Warner等がMoCAを使ったマルチルームDVRの提供を始めている。MoCA ICのトップベンダーはEntropicsでこれまでに3000万台のMoCA 1.0/1.1のICを出荷している。最近、Broadcom社もMoCAチップの製造を開始している。
Aminoが300万台目のSTBを出荷
イギリスのIPTV STB会社のAmino Technologies社は、設立から300万台目のSTBを出荷した事を発表した。200万台目から300万台目の出荷には約1年かかった。Aminoは2002年にIPTV STBの出荷を開始している。同社の製品はアメリカの独立系電話会社のIPTVサービスで多く使われている他、最近は東欧州に力を入れており、最近ではルーマニアのRomtelecomと契約を結んでいる。
