すでに独自で販売してきたFLO TV Personal TV向けのサービスを停止する事を発表してきたQualcommは2010年3月27日でそのFLO TVモバイルサービスから完全に撤退する。QualcommはFLO TV Personal TVを購入したユーザに対して返金を始めている。AT&T、Verizonのユーザ向けにはどの様な措置を取るかは不明。Qualcommはその年次報告で、2011年11月までにFLO TVから撤退する費用として1.25億ドルから1.75億ドルを使うことになると報告している。
CPBがモバイルTVを支援
公共放送局に対して国の補助金を支給しているCorporation of Public Broadcastingは、20の公共放送局(PBS局)に対して200万ドルの補助金を出し、モバイル放送の提供を行う。これら放送局は2011年中にモバイル放送を開始する。CPBは、2011年中にモバイル放送を行うPBS局を増やすために、さらなる補助金を支給する予定。
モバイルTV視聴者数は2200万人
The Nielsen Companyによると、2010年第2四半期のモバイルビデオ視聴者数は前年同期から43.8%増え、2196万人に達した。視聴者数は大きくと増えているが、月平均視聴時間はそれほど増えていなく、2009年の第2四半期からの増加は22分で、2010年第2四半期の月平均視聴時間は3時間37分であった。視聴時間は第1四半期から増えていない。
モバイルビデオの視聴者が最も多い年齢層は25歳から34歳で、全体の30%を占めている。しかし、平均視聴時間が多いのは13歳から17歳の層で、月平均視聴時間は7時間13分であった。
| 13歳以上におけるモバイルビデオの視聴 | ||||
| ‘09年2Q | ‘10年1Q | ‘10年2Q | 年成長率 | |
| モバイル電話利用者数(000人) | 220,527 | 229,495 | 229,375 | 3.99% |
| モバイルビデオ視聴者数(000人) | 15,267 | 20,284 | 21,957 | 43.82% |
| 月平均視聴時間(時:分) | 3:15 | 3:37 | 3:37 | 11.3% |
| 年齢層別モバイルビデオ視聴(2010年2Q) | ||||||
| 13~17歳 | 18~24歳 | 25~34歳 | 35~49歳 | 50~64歳 | 65歳+ | |
| シェア | 18% | 15% | 30% | 25% | 11% | 2% |
| 月平均視聴時間 | 7:13 | 4:20 | 3:37 | 2:53 | 2:10 | 1:37 |
The Nielsen Company
MobiTV: 増えるライブ放送
携帯電話向けにストリーミングでビデオサービスを提供しているMobiTVは、第4四半期には1,400近いライブイベントを放送する予定と発表している。MobiTVが放送するライブイベントの加座は、第3四半期から14.8%の増加になる。MobiTV、ワールドカップの中継を含め、2010年の週平均スポーツイベントの中継数は130本になると発表している。MobiTVの放送は、AT&T、T-Mobile、Verizon、Sprint等の携帯電話事業者から提供され、1400万の視聴者がいる。MobiTVはまた、そのサービスをiPhone、iPadからも利用可能になったことを発表した。
VerizonがSlingと協力
Verizonは、そのLTEネットワークを使ったSlingベースのモバイルTVサービスを発表した。利用者は、Sling Media(EchoStarの子会社)のSlingBoxを使い、既存のSTBからの番組をSlingPlay対応のスマートフォンに配信可能なる。このSlingを使ったサービスの開始予定は2011年後半で、料金はまだ発表されていない。Verizonは2010年12月に38の市場で、LTEサービスを開始している。
