地上波局がConnecTVを採用

主要地上波放送局10社(Gannett、Hearst、Belo、Scripps、Cox、Media General、Meredith、Post-Newsweek、Raycom、そしてBarrington)は共同で、ソーシャルTVアプリケーションのConnecTVを採用する事を発表した。合計で7600万世帯をカバーする10社はConnecTVのソーシャルTVのアプリケーションを共同で提供し、コンテンツ、広告、マーケティングの面で協力をする。また、ConnecTVへの投資も行う。シリコンバレーのスタートアップのConnectTVはTV番組と融合するウェブ、それにiPad向けのセカンドスクリーンのアプリケーションを開発している。ConnecTVのアプリケーションは視聴者が見ている番組を自動的に検知し、その番組に沿ったコンテンツ、広告を提供する事が出来る。このプロジェクトに参加している放送会社はモバイルDTVのPearl Groupに共通するが、モバイルDTVとConnectTVのサービスには直接的な関係は無い。

SNSはTV視聴率のバロメーターか

Nielsenはソーシャルネットワークでの話題性がTV番組の視聴率の増加を予期出来るとのデータを発表しているが(2011年10月号)、メディア代理店のOptimediaはこれを否定している。同社によるとソーシャルネットワークでの話題が高かった5つの新番組(X-Factor、Playboy Club、New Girl、Whitney、それにCharlie’s Angels)の視聴率は大した事は無かった。Optimediaは、ソーシャルネットワークでの話題性を計る事で、ネットワークのマーケティング規模を知ることは出来ても、視聴率の予測にはならないと結論している。Optimediaの調査は、秋に始まった新番組だけが対象で、十分な調査とは言えないが、その結論には一理はある。Facebook、あるいはTwitterのリンクの無い番組は存在しない。全番組がソーシャルネットワークを使っている中、話題性だけで、高い視聴率を維持する事は不可能であろう。

TiVoの加入者が増える

TiVoの加入者が4年ぶりに増加をした。同社のサービスへの加入者は第3四半期で117,000人増え、約200万人になった。TiVoはイギリスのVirgin Media、それにアメリカのRCN、Suddenlink等のケーブルTV事業者との契約で、加入者が増え始めている。DirecTVもTiVoの宣伝を近々開始する予定で、また、ComcastもTiVoのサポートを開始する。TiVoの収入は25%で、5180万ドルになったが、赤字は2450万ドルに増えている。

LogitechがGoogle TVから撤退

Google TVに一番乗りをしたLogitechは、Google TVの製造から撤退した。LogitechはRevueを$300で売り出したが、売れずに$99まで値下げをしていた。Logitechは、Google TVは良い製品だが、市場参入が早すぎたと語っている。同社は、Google TVで5000万ドルから1億ドルの損をしていると語っている。これにより、Google TVを提供している会社はSonyだけになるが、Samsungは2012年のCESでGoogle TVを発表すると噂されている。
別のスマートTV関係のニュースで、IomegaはBoxeeを採用したスマートTVを欧州で発売開始した。Boxeeを使っているBoxee BoxはD-Linkがこれまで販売しており、Iomegaが2社目の会社となる。しかし、Iomegaは同社の製品は欧州だけでの販売となり、アメリカでの販売予定は無いと語っている。Lenovoも、LeTVと呼ばれるスマートTVの発表する予定になっているが、詳細は不明。

Rokuがカナダ、イギリスに進出

ストリーミングメディアプレーヤのRokuは、2012年初めにカナダ、そしてイギリスに進出をする。Rokuは最初はNetflixの内部のプロジェクトとして始まり、スピンオフされた会社で、2008年にスタートしている。Netflixの普及と共に成長し、2010年末までに100万台を売り、2011年末での設置台数を300万台になる予定。Rokuのチャンネルストアは350以上のアプリケーションを提供している。Netflixはすでにカナダに進出しており、来年にはイギリスに参入の予定。