MicrosoftがVideoSurfを買収

Microsoftは映像コンテンツの検索技術を専門としているVideoSurf社を買収した。金額は公開されていないが、7000万ドルと推定される。Microsoftはこの技術をXbox Liveに統合する。同社は、Xbox 360を映像サービスのプラットフォームにしようとしており、そのコンテンツを増やしている。VideoSurfは映像コンテンツの発見を助ける為に採用される。通常のビデオ検索はメタデータに頼っているが、VideoSurfは俳優の顔等、画像からの検索を可能にする。VideoSurfは2006年に設立された会社で、その投資家は元副大統領のアル・ゴア氏を含む。

フランス: アナログ停波完了

フランスは11月28日(月曜)の夜にアナログ停波完了させた。アナログ停波はフランス本土で行われただけでなく、フランス領土のギアナ、マルティニーク、グアダルーペ、マヨットでも行われた。デジタル移行は2009年10月に開始された。TNTと呼ばれているデジタル地上波サービスは、19の無料チャンネル、10の有料チャンネル、4つのHDチャンネル、それに45の地域チャンネルで構成されている。

国際: 多チャンネル

  • ドイツ: Telefonicaのドイツ子会社のO2が運営しているIPTVサービスのAlice TVへの加入者が9月末で83,000世帯に達した。O2のDSLへの加入者は260万世帯であり、その内のIPTV加入率は3%でしかない。
  • ポルトガル: Portugal TelecomのIPTVサービス、Meoの加入世帯数が100万世帯を越えた。Portugal Telecomは、また、Meo Goと呼ばれる60のリニアチャンネルとVODをコンピュータ、タブレット、スマートフォン向けに提供するMeo Goと呼ばれるサービスを、月額8ユーロで開始した。
  • スイス: プライベートエクイティー会社、CVCが持つSunriseはスイスで2012年からIPTVを開始する。Sunriseは、スイス2位のモバイル事業者。3位のブロードバンド事業者である。
  • オランダ: オランダのデジタルTV普及率は75%を越した。最大のデジタルTV事業者はZiggode、2位はKPN、3位はUPCである。
  • ドイツ: VodafonのIPTVサービスへの加入世帯数は、85,000で、201年末までに100,000世帯を越える予定。
  • アフリカ: 南アフリカと他のアフリカ諸国でMultiChoiceとDStvのブランドで多チャンネルサービスを提供しているNapaterの合計加入者数は269,000世帯に達した。最も成長が大きいのは南アフリカで加入世帯数は142,000から209,000世帯に増えている。
  • ロシア: Vimpelcomが提供するIPTVサービスのBeeline TVへの加入世帯は500,000を越した。Beeline TVは2009年にモスコワでスタートをした。

国際: コネクテッドTV

  • フランス: GfKの調査によると、フランスにおけるインターネット接続TV(コネクテッドTV、コネクテッドBluray、ゲームコンソール等)の普及は、全世帯の49%に達した。
  • スペイン: ドイツ、フランス、オランダ、オーストラリアに続いて、スペインもHbbTVをコネクテッドTVの規格として採用する。Ameticの予測では、スペインで2012年に出荷される予定の450万台のTVの内、25%がHbbTV対応になる。
  • イギリス: デジタル地上波とIPのハイブリッドサービスのFetch TVはコネクテッドTV向けのアプリケーションを提供する。Panasonic Viera向けのアプリケーションは12月に提供が始まり、Samsung向けアプリは2012年1Q中に提供される。Fetch TVはこれまでSTBで提供されていた。
  • フランス: ストリーミングVODサービスのVidofuturはSamsungのコネクテッドTV、Blu-ray向けのアプリケーションの提供を開始した。
  • イギリス: Amazonが持つ、ストリーミングVODのLovefilmは、これまでのFlashベースからMicrosoftのSilverlightに切り替える。ハリウッド映画会社は、VOD事業者に対してSilverlightに切り替えることを勧めている。

Comcastの新たな料金体系

ケーブルTV(多チャンネルサービス)は、チャンネル数を増やすことでその魅力を維持してきた。チャンネルが増えることで、料金は値上がりするが、チャンネル数の増加はそれに見合う魅力を提供する事が出来た。しかし、100チャンネルを超す頃からこの価値案に問題が見え始めた。チャンネル数が増えることで、見るチャンネルも増えていくが、その関係は直線的ではない。100チャンネルをすぎると、チャンネルが増えても、平均視聴チャンネルは大して増えない。チャンネルが増えるほど、その内容はニッチになっていくので、これは当然の事である。

しかし、ケーブルTV(多チャンネル)事業者の料金体系は、依然としてチャンネル数がその基本になっている。地上波再送信が基本(ベーシック)で、それに主要な多チャンネルネットワークを加えたのが拡張ベーシックで、基本的なサービスなっている。チャンネル数が増えることで、拡張ベーシックのチャンネル数も増え、料金も増えている。