- フランス: LG ElectronicsはFilmoTVとの協力で、そのスマート(コネクテッド)TV向けにサブスクリプションVODサービスを月額9.99ユーロで開始する。フランスでは、SVODとしてはCanalPlay Infinityが提供されている。
- ロシア: 多チャンネルサービスへの加入者が大きくと増えているロシアで、OTT-Vサービスも登場しようとしている。このために、CDN(Contents Delivery Network)の構築が進められている。MTS社は、Omlet.ruと言うOTT-Vサービスのテストを始めている。
- イギリス: デジタル地上波とOTT-VのハイブリッドSTBのFetch TVを販売してきたIP Vision社が会社更生法の適用を申請した。
国際: 多チャンネル
- オランダ: KNPのIPTVサービスへの加入者は第4四半期で84,000増え、140万世帯に達した。同社のデジタル地上波プラットフォームのDigitenneへの加入者は27,000世帯減り、827,000世帯となった。
- イギリス: 第4四半期のSkyへの加入者増加は40,000世帯であった。これは、前年同期の140,000世帯から大きくと落ちている。しかし、既存の加入者によるブロードバンド、電話サービスへの加入が増えている事で、四半期の収益は7.18億ポンドで、15%の増加をした。
- リトアニア: 通信事業者のTEO LTが提供するIPTVとデジタル地上波サービスへの加入者は2011年末で150,000世帯で、1年前より15.2%の増加をした。
国際: デジタル移行
- オランダ: TNS NIPOのMedia Standard Surveyによると、同国のデジタルTV普及率は2011年末で72.9%であった。2011年初めの普及率は69%。放送プラットフォームとしては、デジタルケーブルがトップで51.1%のシェアがあった。アナログケーブルが48.9%、DVB-T(Digitenne)が10.5%、衛星が5.4%、IPTVが4.8%であった。1つの世帯で、複数のプラットフォームを使っているので、合計は100%を越えている。
- 台湾: 台湾はデジタル移行完了の予定を1年早め、2014年に実行をする。デジタル移行は、2つのフェーズに分けて行われる。7月には地上波局がアナログ停波を行い、12月にはケーブルTV事業者もデジタル移行を完了させる。
Apple TV: 4Qに140万台が売れる
Appleは第4四半期に140万台のApple TVが売れたと発表した。これで、累計台数は420万台になり、その約3分の1がこのクリスマス商戦で売れたことになる。この出荷台数は、世界全体で、アメリカでの販売台数は不明だが、アメリカのシェアが3分2程度として、280万台になる。Rokuの設置台数は250万台と言われており、第4四半期でApple TVはRokuを追い抜いたと思われる。
VerizonとケーブルTVのアライアンス
VerizonはComcast、Time Warner Cable、Bright Houseの連合(SpectrumCo)からAWS帯域(1.7/2.1 GHz)のライセンスを36億ドルで買い、さらにLTEを含めたサービスの販売面で協力する契約を結んだのに続き、Coxとも同様な契約をした。CoxからはそのAWSライセンスを3.15億ドルで購入する。Coxは、独自でLTEネットワークを構築し始めたが、その計画を中止し、Sprintのサービスを再販していた。Comcast、Time Warner Cable、Bright HouseがClearwireのWiMaxサービスの再販契約を破棄したように、CoxもSprintとのMVNO契約を切っている。
これにより、VerizonがそのFiOSネットワークを拡大し、ケーブルTVネットワークとの競合をするのではなく、無線ブロードバンドに注力する事がはっきりとした。逆に、ケーブルTV事業者は、経験の全くないモバイルネットワークの構築から手を引き、多チャンネルサービスと固定ブロードバンドの提供に専念出来る。お互いにそのコンピタンスを追求した、アライアンスである。
