多チャンネル事業者のDish Networkは同社が契約し、その衛星放送サービスで提供している外国語チャンネルの一部をインターネットで配信する事を開始した。Dish Networkは日本語チャンネル(TV Japan)を含め、数多くの外国語チャンネルを有料のオプションチャンネルとして放送しているが、その一部(アラビア語、バングラ語、ブラジル語、ヒンドゥー語、タマール語、テルグ語、ウルドゥー語)のチャネルをDishWorldとして、インターネットで配信仕始めた。DishWorldはRokuとのパートナー事業であり、受信可能なデバイスはRokuに限定されている。DishWorldはリニアでの配信(放送)に含め、過去48時間に放送された番組をオンデマンドで配信する。DishWorldの月額は最も安いパッケージで月額$20。
OTT-Vの売り上げ
調査会社のHISによると、インターネットのSVODサービス(Netflix、Hulu Plus、Amazon Prime等)の2011年の売り上げは4.54億ドルで、2010年の430万ドルから10,000%のジャンプをした。この市場でのリーダーは、当然ながらNetflixである。AppleのiTunes、Vudu等の参入しているTVOD市場は2010年から75%の成長をし、2.73億ドルであった。Appleが63%でトップシェアである。Vuduのシェアは8.2%で、2010年の2.8%から大きくと増えた。
なぜスマートTV?
消費者の多くはスマートTVを理解していないようだ。Strategic Analysis社が行った調査では、アメリカ、それに欧州のスマートTVオーナーの内、インターネットに接続するためにスマートTVを購入したのは3分の1でしかない。欧州のスマートTVオーナーの33%、アメリカの22%はスマートTVをインターネットに接続をしていない。スマートTVをインターネットに接続している人の内、週に1回はTVで、インターネットビデオを見ているのはアメリカでは33%だが、欧州では9%でしかない。
スマートTVの出荷は増えており、ソニーのTVの80%はインターネット対応になっている。Display Researchの調査では、スマートTVの普及率が、ブロードバンド接続率を超えている国もある。
TWCがHBO2Goをサポート
多チャンネル事業者は、HBO等のネットワークが提供するTV EverywhereをTV画面から見られる様にサポートするべきかで悩んでいる。HBO2Go等をコンピュータからアクセス可能にする事は問題ではない。しかし、TVからのアクセスを可能にした場合、多チャンネル事業者としての立場が微妙になる。視聴者は、HBOの番組を多チャンネルサービスを通さずにTVで見る事になる。HBO2Goを視聴するには、多チャンネルに加入し、HBOチャンネルにも加入している事が前提だが、多チャンネル事業者としては、TVへのアクセスは自分の領地で、これを犯されたくない。HBOは、Xbox 360、Roku、コネクテッドTV等からHBO2Goへアクセスするアプリを提供しているが、Comcast、Time Warner Cableはこれらデバイスからのアクセスを拒否してきた。しかし、それは利用者の不満を増やす事にもなる。TWCは5月に、Xbox、Roku、それにSamsungのコネクテッドTVからHBO2Goへの認証を行う事に合意した。
Blinkxの売り上げが急増
ビデオ検索エンジンのBlinkxの売り上げは、前年度から73%増えた、1.144億ドルであった。昨年にBlinkxは、オンラインメディア技術のBurst Media、オンライン広告会社のPrime Visibility Media Groupの買収を行っている。同社は新たな広告主としてMicrosoft、Kellogg’s、Shell、Disney、IBM等を得ている。
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