Verizonがモバイルビデオにカムバック

VerizonはV Castと呼ばれるモバイル向けビデオのサービスをその携帯電話で提供していたが、利用者は少なく、V Castは消えていった。VersionはそのAndroidスマートフォン向けのアプリとしてViewdiniと呼ばれる、有料ビデオの検索サービスを発表した。Viewdiniは、CBS InteractiveのTV.comをそのエンジンとし、Hulu Plus、mSpot(最近にSamsungが買収している)、Netflix、ComcastのXfinity、それにFiOS TV等のサイトから映画、TV番組を検索し、視聴を可能にする。

Verizonのモバイルデータの価格は2GBで$30、10GBで$80である。Viewdiniで良い映画を探しても、それを高画質で見たのでは、2GBのプランでは1本を見終わる前に上限に達してしまうかも知れない。Verizonは、WiFi網の利用を勧めている。しかし、Viewdiniの利用は、LTE対応のAndroidスマートフォンに限定されている。

セカンドスクリーンはTVの邪魔

広告代理店のHill HollidayとSecondScreen Networkは共同で、TV視聴時におけるスマートフォンの利用の影響、特に広告インプレッションへの提供を調査した。結果は、予想通り、「TVを見ながらスマートフォンを使っていると、TVだけを見ている時に比べてTVコンテンツを憶えてる、あるいは好む確率が低くなる」であった。調査は、ConnecTV、Shazam、IntoNow、GetGlue等のセカンドスクリーン・アプリケーションの課題を指摘している。これらアプリケーションは、TV視聴をエンハンスする事が目的であるが、利用者がアプリの方に没頭すると、肝心のTV番組に注意がいかなくなる。特に問題は、広告である。TVで放送されている広告とセカンドスクリーン・アプリの広告が異なる場合、お互いをうち消し、利用者はどちらも憶えていなくなる可能性がある。

Yahoo Connected TVのセカンドスクリーン

Yahoo Connected TVは最初のスマート(コネクテッド)TVのプラットフォームで、世界で800万台の設置台数があるが、Google TV、各社の独自のプラットフォーム、それにAppleの参入の噂で、忘れられかけている。しかし、まだ健在である事を示すようにYahoo!は、そのConnected TVプラットフォームとiOS、Android製品を橋渡しする為のツールを発表した。このツールを使い、スマート(コネクテッド)TVの操作を容易にするスマートフォン、タブレット向けのアプリを開発する事が出来る。Apple TV、Roku等の操作が出来るアプリは以前からあり、この発表はなぜ今頃と思わせる。

ソーシャルTVのViggle

Function(x)社が提供しているソーシャルTVサービスのViggleへの加入者が625,000人に達した。Viggleはコンテンツ認証技術を使い、利用者が見ている番組を認識する事が出来るが、その機能を使わせる為にポイント制を導入している。Viggleに見ている番組を認識させることで、利用者はポイントを得て、そのポイントで映画の切符、ギフトガード等を手に入れる事が出来る。Viggleによると、そのユーザは1日平均5回番組を認識させ、93分利用をしている。問題は、ビジネスモデルである。Viggleの過去6ヶ月間の売り上げはゼロで、5070万ドルの赤字であった。

MotorolaとCiscoの売り上げ

Googleに買収されるMotorola Mobilityの2012年第1四半期の収入は31億ドルで、前年同期から2%の増加であった。赤字は前年同期の2500万ドルから1000万ドルに減っている。ケーブルTV関連の製品を含む、Home分野の売り上げは8.84億ドルで、前年同期から2%の減少であった。

5月22日にGoogleはMotorola Mobilityの125億ドルの完了させた。最初の大きな変化としては、CEOのサンジェイ・ジャが退任し、Googleの幹部で、Motorola Mobilityの買収を担当していたデニス・ウッドサイドが新CEOに就任した。GoogleはMotorola Mobilityのモバイル事業を欲しているが、ケーブルTV事業をいかにするかは不明である。Googleには特にケーブルTV事業との関係は無く、Motorola MobilityのケーブルTV事業は売りに出されると推測されている。

CiscoのケーブルTV部門のService Provider Videoグループの売り上げは10億ドルで、前年同期から12%の増加をした。CiscoはCASとミドルウェアで知られるNDS Groupの買収を発表しており、この買収は第2四半期中に完了する予定である。Cisco全体の売り上げは116億ドルで、前年同期から6.6%増えている。