マーサ・スチュワートがOTT-Vに動く

料理家、室内装飾デザイナー等として知られ、Hallmark ChannelでTV番組を持っていたマーサ・スチュワートがインターネットビデオに動く。マーサ・スチュワートの出版、テレビ活動を行なっているMartha Stewart Living Ominidedia社(MSLO)は、Hallmarkとの契約を更新せず、Hulu、それにAOLと契約し、TVからインターネットビデオへの移行をする。Huluは、MSLOの制作するMartha’s Kitchen、Emeril’s Table、DIY Craftをインターネットで配信する。DIY系のビデオはTVより、オンデマンドで見られるインターネットが適していると言われているが、メージャーなDIY番組がTVからインターネットに動くのはこれが初めてである。

Crunchyrollの加入者が10万人に達する

日本のアニメ、韓国のドラマをインターネットで配信しているCrunchyrollの有料加入者数が10万人を超えた。Crunchyrollは、2006年にスタートした会社で、現在3つのサービスパッケージを提供している。アニメ、それにドラマパッケージはそれぞれ月額$7で、その両方にアクセス出来るAll-Accessのパッケージは月額$12で提供されている。最初、Crunchyrollはユーザ投稿であったが、2009年にコースを変更し、ユーザ投稿を止め、東京テレビ等と契約し、合法のコンテンツを有料で配信するサイトになった。

出版社が書籍ビデオを配信

出版社のSimon & Schusterは同社が出版している書籍に関するビデオを自社のサイトで配信するだけでなく、Blinx、AOL等に流すと共に、Rokuからもアクセス可能にしている。ビデオの目的は、本を売る、あるいは著者のプロモーションのためであり、ビデオ自体には広告は挿入されていない。Simon & Schusterは、本の紹介ビデオ、著者とのインタビュー等のビデオを提供しており、最もアクセスが多いビデオは、「スティーブ・ジョブズ」の著者とのインタビューである。

Toys “R” UsがOTT-Vに参入

おもちゃ、子供向け製品の販売会社のToys “R” Usは、子供向けテレビ番組、映画を配信するOTT-Vサービス、Toys “R” Us Moviesを開始する。Toys “R” Us MoviesはTV番組を$1.99、映画を$2.99でレンタルする他、$5.99でデジタルフォーマットでの販売をする。コンテンツはコンピュータ、それにAndroidベースのスマートフォン、タブレットからアクセス出来る。iOS向けアプリは後日提供される。Toys “R” Usはまた、自社ブランドのAndroidタブレットを$150で10月21日から発売する。

Vimeoの成長

インターネット・ビデオサイトのVimeoが目覚しい成長をしている。eMarketer社によると、Vimeoの月間ユニークビジター数は2010年の3670万人から、2012年8月には7530万人に増えている。Vimeoは、バリー・ディラーのIACが持つサイトの1つで、2004年にスタートしている。ユーザ投稿サイトであるが、YouTubeとは異なり、プロ、セミプロが作ったビデオを主体にしている。ビデオはVimeoのスタッフが目を通し、良いビデオを選び、優先する。最初は、インディーの音楽ビデオと短編映画が主体であったが、現在ではDIYを含め、ジャンルが増えている。Vimeoへの投稿は無料で、広告も無い。Vimeoをビデオ配信のプラットフォームに使っているユーザ向けに有料のProとPlusのアカウントがあり、それが唯一の収入源である。Vimeoは新たにコンテンツ制作者が収入を得られるサービスを提供する。1つは、「Tip Jar」と呼ばれるサービスで、視聴者が好きなビデオに対して任意で金銭的支援をする事を可能にする。Vimeoは支援金の15%を得る。Vimeoはまた、ビデオを有料で提供したい製作者の為の支払いプラットフォームも2013年に提供する予定で、テストを始めている。