ViggleがGetGlueを買収

ソーシャルTVアプリを開発しているViggleは、競合のGetGlueを$2500万、プラス、Viggleの株4930万シェア(約$5900万の価値)で買収した。Viggleは2010年に設立された会社で、番組を認識させるとポイントが得られる、アプリを開発して120万人以上の利用者を得ている。ポイントを集めることでAmazon、Starbucks等のギフトカードをもらえる仕組みだが、収益を出すことはまだ出来ていない。同社は上場しており、その売上は170万ドルで、9650万ドルの赤字があった。GetGlueは、チェックイン・アプリとしてスタートし、300万のユーザを持っている。

共にニューヨークの会社であり、GetGlueの社員はすべて、Viggleの社員になる。Viggleは2つのブランドを使っていくと語っているが、いずれかは1つのアプリに統合されて行くと思われる。GetGlueは利用者は多いが、その成功をいかに収入に結びつけるかが問題である。これに対して、Viggleは大ヒット番組のAmerican Idolをプロディースしたロバート・シラーマンが設立した会社で、テレビ業界にはコネがあり、ビジネスモデルを持っている。GetGlueはViggle買収のために2つの戦略的なパートナーから6000万ドルの投資を得ているが、投資した会社は明らかにされていない。

ZeeboxでのTコマース

NBCUniversalとAmerican Expressは、NBCととComcastが投資したソーシャルTVのZeeboxを使ったTコマースを開始した。「Life After Top Chef」(Bravo)、「Fashion Police」(E!)等のNBCUniversal系の番組を視聴しながら、Zeeboxのアプリを使うと、調理器具、ファッション製品等の番組に関連した製品を購入する事が出来る。

これとは別にAmerican Expressはインタラクティブ・チャンネルをスタートさせた。チャンネルはインタラクティブTVソリューションのBrightLineが開発した物で、American Express会員向けの特別オファー、非会員向けの情報、ゲーム等が提供される。チャンネルは、U-Verse、FiOS、Cablevision、DirecTV、Dishが配信する契約をしており、また、SamsungとLCのスマートTVのアプリとしても提供される。

NielsenがSocialGuideを買収

Nielsenと同社とMcKinseyのジョイント・ベンチャーのNM Inciteは、ソーシャルネットワークを使ったテレビ視聴の分析を行なっているSocialGuide社を買収した。SocialGuideは2010年に設立されたニューヨークの会社で、12人の従業員を雇い、35のネットワークに対して、Twitterへの投稿をベースにしたテレビ番組の視聴データを提供している。Nielsenは、ソーシャルメディアの分析を行なっているNM InciteにSocialGuideのサービスを統合する。

Samsung: YahooスマートTV技術を採用

Samsungはその2012年版スマートTVにYahoo ! Broadcast Interactivityを採用する。Broadcast InteractivityはYahoo!の音声フィンガープリントを使った自動コンテンツ認識技術のSountPrintを使い、番組を自動認識し、ブロードバンドで提供される関連コンテンツの表示が出来る。Broadcast Interactivityは、番組だけでなく、広告も認識し、通常の広告をインタラクティブな広告にする事が出来る。Samsungは、Broadcast Interactivityを2012年版のスマートTVに対しソフトウェアアップグレードとして提供する。

Google TVが音声認識を採用

Google TVの新しいバージョンは音声認識を採用する。利用者は、リモコンに内蔵されたマイクロフォンを使い、チャンネル変更、アプリのスタート、EPGのコントロール等が出来る。新バージョンは、Honeycombベースの第2世代のGoogle TVにソフトウェアアップグレードとして提供される。最初に提供されるのはLG TV向けになる。LGのGoogle TVのリモコンにはマイクが内蔵されており、新バージョンのサポートは容易である。Sony、VizioのGoogle TVへのアップグレートは数ヶ月先になる。これらの製品のオリジナルのリモコンにはマイクが無く、新しいリモコンの購入、あるいはスマートフォンの併用が必要になる。