アメリカ政府は無線ブロードバンド向けの帯域を増やすためにテレビ放送局に帯域の権利を返還させようとしている。返還された帯域の権利は競売され、売れた金額の一部は帯域を返還した会社に支払われる。競売は2014年に実施っされる予定で、放送局を持っていれば、帯域を返還して儲ける機会がある。調査会社のSNL Kagan社によると2011年からすでに投機目的の買収が39局ある。39局の内、フル出力局が14で、残りはクラスAの低出力局で、合計で3.45億ドルが動いている。最も積極的に買収をしているのはNRJ TV社で、これまでに2.34億ドルを使っている。
ComcastがNBCUniversalの残り株を買う
Comcastは、GEが保有してるNBCUniversalの49%を167億ドルで購入する。Comcastが2011年にNBCUniversalの51%を購入した時点で、残り株を購入するオプションも契約に含まれていたが、予想より早くこのオプションを実行した。NBCUniversalの売上が上向いている事に加え、経営面でGEとの考えの違いが多くあった事が購入を早めた理由と思われる。ComcastはすでにNBCUniversal買収の許可をFCC、それに司法省から得ているので、残り株の買収に関して、新たに許可を得る必要は無く、3月末には買収を完了させる予定。
HDTV: 75%の世帯に普及
調査会社のLeichtman Research Groupによると、HDTVの普及率は過去5年間で3倍増え、75%に達した。HDTV保有世帯の51%の世帯は2台以上のHDTVを保有している。アメリカの世帯が保有しているテレビの59%はHDTVになっている。世帯の22%は過去12ヶ月間に新しいテレビを購入しており、その平均価格は$680となっている。平均価格は、昨年から30%減っている。調査では、14%の世帯が今年中に新しいテレビを購入すると答えている。3D対応のHDTVを持っていると答えた世帯は6%でしか無く、その41%は3Dコンテンツは見ていないと答えている。
モバイルデータは5年で13倍増える
Ciscoが毎年発表しているVisual Networking Index(VNI)のよると、モバイル通信のデータ量は2012年から2017年では13倍に増える。利用者平均のデータ量は北米が最も多いが、パシフィック・アジアにおける利用者が全体量に占める率は現在の35%から47.1%に増える。2017年における世界での平均利用は1人、1ヶ月で2 GBに増える。2012年での平均は200 MBであった。モバイルビデオの視聴は、現在の月平均で1時間から10時間に増える。北米における利用量は、2012年では月平均752 MBであったのが、2017年には6 GBに増える。しかし、VNIの予測値は昨年より減っている。2011年のVNIでは2016年の総モバイルデータ量は10.8 エクサバイトと予測していたが、今年の予想では7.4エクサバイトに減っている。
AT&T: モバイルビデオの名称変更
AT&Tはこれまで、ビデオサービスにはすべてU-Verseの名称を使い、モバイル通信を使ったビデオサービスはU-Verse Live TVと呼んでいたが、これを止め、単純にAT&T Mobile TVとの名称に変更した。モバイルビデオサービスはAT&Tのモバイル電話向けに月額$9.99で提供されてきたが、名称がU-Verse Live TVであった事で、サービスはU-Verse加入者向けと誤解される事も多かった。名称の他、LTEネットワークではより良い画質での視聴が可能になっているが、コンテンツはこれまでと同じで、ESPN Mobile、Disney、Fox News、ABC Mobile等が基本サービスに含まれている。
