Cablevision等の事業者にクラウドベースのビデオソリューションを提供してきたActiveVideoが双方向広告のサービス、AdCastを発表した。これまでのActiveVideoのソリューションと同様に、広告の挿入、カスタマイゼーションはヘッドエンドで行われ、ビデオをQAMで既存のSTBに送られる。このため、高度なSTBは不要である。また、ActiveVideoのサービスはSaaSで提供されるので、事業者は新たなハードウェアを導入する事無く、双方向広告の提供を開始する事が出来る。
OoyalaとJinniが協力
コンテンツディスカバリーのサービスでデータ分析のOoyalaとムードベースのメタデータを提供しているJinniが協力をする。JinniはEntertainment Genomeと呼ばれるムード等からコンテンツ検索を行えるエンジンを提供している。Ooyalaはストリーミングビデオにおけるビッグデータの分析を行っており、Jinniの解析の精度を高め、パーソナリゼーションを加える事が出来る。JinniとOoyalaは協力して提供するコンテンツディスカバリーのソリューションはコンテンツ、多チャンネル事業者等を対象に2014年前半からテストベースで提供される予定。
EricssonがAzuki Systemsを買収
Ericssonはマルチスクリーン・ソリューションの提供の為にアダプティブ・ビットレートとコンテンツ保護の技術を持つAzuki Systemsを買収した。Azuki Systemsは2008年にマサチューセッツに設立された会社で、49人の従業員がいる。CEOのCheng Wu氏を含めた全員がEricssonの社員になり、会社自体はEricssonのBusiness Unit Support Solutions部門に吸収される。Ericssonは昨年にMicrosoftのMediaroom事業を購入している。
SeeSpace InAiR
SeeSpaceはInAiRと呼ばれる「スマートTV」デバイスを開発した。スマートTVと言うと、既存のテレビでインタネットで配信されているコンテンツを視聴可能にするデバイスを考えるが、InAiRは違う。InAiRにはストリーミング機能は無い。InAiRはHDMIパススルーのデバイスで出力側(例えばSTB)が送っているコンテンツを認知し、Facebook、Twitter等のインターネットサイトからそのコンテンツに関する情報を得て、それを番組と一緒に画面に表示する。スマートTVと言うより、セカンドスクリーンのアプリをTVに統合するデバイスと言った方が的確かも知れない。InAiRのもう1つのユニークな点はユーザ・インタフェースで、3DTVとKinectを使うことで、映画「マイノリティー・レポート」にあった様なUIにする事が出来る。3DTV、Kinectが無い場合は、リモコン、あるいはスマートフォンで操作をする事が出来る。SeeSpace InAiRは$99で発売になる。
企業もショッピングシーズン
12月はクリスマス・ショッピングのシーズンだが、企業も同じようで、数多くの買収があった。年末の買い物に忙しかった会社の1つはVerizonで、12月にCDN(Contents Delivery Network)事業者の大手、EdgeCast Networkを買収した。EdgeCastは急成長をしているCDN事業者で、BT、Deutsche Telecom、Telus Group等、6000以上のクライアントを持つ。買収金額は公開されていないが、3.5億ドルと推定されている。EdgeCastの競合にはAkamai、Limelight、Level 3 Communications等が含まれる。
Verizonは1ヶ月前にABCがWatch ABC、Watch Disney等の配信に採用しているUplink社も買収している。EdgeCastは、Uplinkと同様にVerizonのDigital Media Services部門に統合される。
Verizonはまた、Intelが売りに出しているそのブロードバンドベースのバーチャル・ケーブルTVサービスのOnCueを開発しているIntel Mediaの資産を買収するとも噂されている。買収後、VerizonがOnClueのサービスを提供する意思があるにかは不明だ。
