TiVoの動向

TiVoはホームオートメーション・プラットフォームを開発しているControl4との協力を発表した。TiVoとControl4のインテグレーションは双方向で、TiVoからControl4が管理している電灯、空調、ブランド等を操作する事が可能になるだけでなく、Control4のコントローラーからTiVoのDVRの操作をする事も出来る。

TiVoはCESでクラウドDVRのプロトタイプをデモした。ネットワークに録画する機能は市販のTiVo向けに提供されるのではなく、TiVoを採用しているケーブルTV事業者を対象に提供される。イギリスのVirginがTiVoのクラウドDVRのテストを行っている。TiVoはコンシューマ向けの製品/サービスより多チャンネル事業者をパートナーとするプラットフォーム重視の戦略になっているが、1月にその殆どのハードウェアエンジニアを解雇した。TiVoに残るハードウェアエンジニアは2人だけになり、今後は必要に応じてフラーランスのエンジニアを使っていく。

TiVoのインタフェースはコンテンツを見つけ出すことを簡単にする事で知られているが、TiVoはコンテンツ・ディスカバリーとレコメンデーションの技術を提供しているDigitalsmithsを1350万ドルで買収した。Digitalsmithsの技術はTime Warner CableのEPG、ソーシャルTVアプリのZeebox等で採用されている。Digitalsmithsに競合する会社の1つはDijitで、最近Viggleに買収されている(ソーシャルTV市場の再編成)。また、Ooyolaとの協力関係(OoyalaとJinniが協力)を発表したJinniもコンテンツ・ディスカバリー技術の会社である。

GoogleがNest Labsを買収

Googleはホームオートメーションのソリューションを提供しているNest Labsを32億ドルで買収した。Nest Labsは元Appleのエンジニアが2010年に設立した会社で、同社の学習機能を持つサーモスタット、Learning ThermostatはAmazonで$250で発売され、その分野でのベストセラーになっている。Googleは2009年にGoogle Power Meterと呼ばれるスマートメーターからのデータをアクセスするオンランアプリケーションを提供したが、2011年に提供をストップしている。Nest Labsは買収後も同じブランド名で製品を提供し続ける。

GoogleがMotorola Mobilityを売る

GoogleはMotorola Mobilityの携帯電話事業を29.1億ドルでLenovoに売った。Lenovoは、Motorolaのブランド、トレードマーク、それに既存の製品ライン、約2000のパテントを得るが、Motorola Mobilityの大半のパテントはGoogleが保有する。Googleは125億ドルで、Motorola Mobilityを買い、STB部門を23.5億ドルでArris社に売っているので、2つの部門合計で、52.6億ドルを回収した事になる。

Roku TV

ストリーミング・メディア・プレーヤのRokuは、テレビメーカーがRokuのサービスを提供する為にMHLベースのStreaming Stickを提供してきたが、採用は限定されていた。Rokuはその機能をテレビに内蔵する為のレファレンスデザインのライセンスを開始し、CESでTCLとHisenseがRoku TV発表した。TCLはテレビの製造台数では5%のシェアを持ち、Hisenseは4%のシェアを持っている。32インチから55インチまでのラインアップで、秋に出荷が開始する。価格は発表されていない。

Cisco: Videoscapeをクラウド化

Ciscoはそのマルチスクリーン配信プラットフォームのVideoscapeをクラウドからも利用可能にした。既存のシステム環境とのミックスも可能であり、導入のオプションが広がった。事業者は、Videoscapeをクラウドサービスとして導入し、利用に応じて自社のシステムとして移行をして行くことが出来る。また、一時的な大きな容量が必要される場合、クラウドで補足する事も出来る。NBCはオリンピックのライブストリーミング配信にクラウドベースのVideoscapeを採用する。