スマートホームの話題

全米に1500の店舗を持つ家電店チェーンのBest Buyは400の店舗でConnected Homeと呼ばれるホームオートメーションに特化したコーナーを設置し始めた。Connected Homeのコーナーは遅くても11月末までは全店でオープンし、Dropcamのセキュリティーカメラ、Nes

iSTB市場の競争とRokuの新戦略

9月号に書いたように、インターネットビデオ向けのストリーミングプレーヤ(iSTB)の市場が急成長している。この市場のパイオニアはApple TVとRokuである。RokuはNetflixの社内プロジェクトしてスタートした。Netflixは同社専用のSTBの開発をしていたが、ハードウェアを提供する事はNetflixのするべきことではないと考え、開発チームをスピンオフし、それがRokuになった。

RokuはNetflix等特定のサービス専用のSTBを開発するのではなく、逆に誰でもがアプリを作れる、オープンなプラットフォームを作ることで成功をした。Rokuはアプリ開発のSDK、それに開発したアプリを配信するストアを提供している。無料のSDKで開発したアプリは、審査が通れば無料でRokuストアに登録される。Rokuストアで配布出来ない(例えばアダルト)、あるいは特定少数向けで公開したくないアプリはプライベート・アプリとして配布する事も出来る。この仕組みにより、Rokuは1,600の公式アプリ(チャンネル)を持ち、ポピュラーになった。Rokuは9月には、その累計出荷台数が2008年以来、1千万台に達したと発表されている。

2014年2Qのテレビ/ビデオ視聴動向

テレビ放送の視聴者は前年同期の2.83億人から2.84億人に増えた。しかし、月間平均視聴時間は146:37から142:38へと減った。タイムシフト視聴は12:35から14:13へと増えたが、ライブとタイムシフト視聴を合計しても視聴時間は2:21減っている。

月間平均視聴者数と視聴時間

 

月間平均視聴者数

月間平均視聴時間

2014年2Q

2013年2Q

2014年2Q

2014年2Q

テレビ視聴(ライブ)

284,425

282,657

142:38

146:37

タイムシフト視聴

175,215

167,109

14:13

12:35

DVD/Blu-ray

140,142

141,496

5:00

5:10

インターネットビデオ

145,469

149,813

10:35

6:28

スマートフォンビデオ

114,372

96,929

1:41

1:09

マルチメディアデバイス

23,425

1:42

Nielsen

放送法の改正

衛星事業者に地上波再送信を許可するSatellite Television Extension and Localism Act(STELA)を更新する為の下院の法案STELAR(STELA Authorization Act)には、ケーブルTV業界でのCableCARD規制の廃止が含まれている(2014年8月参照)。STELARはすでに下院を通過しており、上院でもSatellite Television Access and Viewer Rights Act(STAVRA)のが通過した。

STARVAの最初の草稿にはCableCARD廃止よりも大きなインパクトがある項目が含まれていた。それは、既存の多チャンネルサービスにおける地上波の再送信契約を廃止する物である。これは、再送信料は多チャネル事業者が支払う物ではなく、加入者が地上波局に対して支払う物とする案で、地上波はオプションとなり、加入者は地上波再送信をサービスに含めなくする事も出来る。地上波再送信をHBO等の有料チャンネルと同等に扱う事になる。地上波ネットワーク、それにNABは当然ながら猛反対をし、この項目は消えた。議会は今年の末までにSTELAの更新をする必要性があるが、この項目が含まれた場合、議論は長引くことになる。

モバイルビデオの成長

OoyalaのQ2 2014 Global Video Indexによると、オンラインビデオにおけるモバイル端末での視聴は全体の25%に達した。これは、前年同期から127%の成長となっている。2012年の第2四半期におけるモバイルビデオのシェアは5%でしか無かった。モバイル端末でのビデオ視聴