Altice USAがDisney+とHuluをバンドル

Altice USAはDisney+とHuluを同社のケーブルTVとブロードバンドの顧客に対してバンドル販売する権利を得た。販売を開始する前の6ヶ月間はAltice USAのケーブルTVパッケージ、それにOptimum Internetの顧客に対して2つのサービスを無料で提供する。

SVODサービス加入者数

2025年Q1からNetflixは加入者数の発表を行わなくなっているが、アメリカではQ1に値上げがあったので、加入者数は増えなかったと思われる。加入者数が増えなかったサービスはESPN+だけで、Q1に80万人を失っている。前期も70万人を失っているので、2024年Q3からは150万人も減っている。アメリカ/カナダで最も加入者数を増やしたのはPeacockで、500万人の増加があった。

DisneyとWBDのストリーミングサービスは黒字になっているが、Paramount+とPeacockは赤字だが、どちらも額は前期よりも減っている。


各社

各社(収益は税金前、DisneyはESPN+を含まない)

バンドルの効果

Warner Brothers DiscoveryのHBO MaxとDiscovery+のアメリカとカナダでの合計加入者数は2023年Q1に5530万に達したが、2023年Q3には5,200万人に落ちた。2024年Q2は5,260万人で、横ばい状態にあったが、2024年Q4には5,710万、2025年Q1には5,760万人に増えた。理由はDisney+とHuluにバンドルした効果だと思われている。Hub Entertainment Researchはこれを裏付けるような調査結果を発表した。同社の「The Best Bundle」レポートによるとサービスを利用し始めた理由として、Amazon Prime Videoでは「パッケージ販売」が一番多かった。Amazon Prime Videoに加入している人の多くはPrime会員であり、SVODはそのサービスの一部であり、パッケージ販売が大きな理由であることは納得出来る。Hulu、それにHBO Maxも「パッケージ販売」がトップであった。Disney+に加入した一番の理由は「独占コンテンツが多い」で、2位は「パッケージ販売」であった。Disney+にコンテンツ的な魅力が高いので加入し、そのついでにHuluとHBO Maxのバンドルにも加入している人が多いようだ。


Hub Entertainment Research

MaxがHBO Maxに再リブランド

Warner Brothers Discovery(WBD)のSVODサービスは同社の有料チャンネルのHBOのブランド名を使い、HBO Maxとしてスタートした。しかし、2023年にHBOを取り除き、Maxにリブランドされた。Discoveryのコンテンツもあるので、HBOのブランドを外したと思われるが、不可解なリブランドで、Netflixのテッド・サランドスも「HBOが消えるとは思っていもいなかった」と発言している。しかし、WBDのUpfrontでMaxはHBO Maxに戻ることが発表された。

また、CNNの有料版も復活するようだ。WBDはニュース専門チャンネル、CNNのDirect to Consumer版のCNN+を2022年にスタートしたが、33日で撤退した。2023年にCNN Maxとして再ローンチになることが発表されたが、昨年に独立したサービスとしてでは無く、HBO Maxの一部になったが、新たに年内に再ローンチするとの発表があった。

Netflix: 広告付きプランは9400万人

Netflixは広告付きプランのアクティブ利用者数が世界で9400万人になったと発表した。昨年11月の7000万人から34%の増加になっている。Netflixは広告付きプラン加入者数は今年中に「充分なスケール」に達し、広告売上は昨年から倍増すると以前に発表している。広告付きプランが提供開始されている12カ国では新規加入の50%は広告付きプランを選んでいる。SVODサービスへの加入状況を調査しているAntenna社によると、Netflix以外のサービスの広告付きプラン加入者の殆どは新規加入、あるいは再加入であるのに対して、Netflixでは40%が広告付きプランからのダウングレードした人が40%を占めている。


Antenna