FrontierがTiVo Roamio OTAを販売

Verizonからカリフォルニア、フロリダ、それにテキサスの有線通信事業を購入する予定のFrontier CommunicationsはTiVoのDVR、Roamio OTA(Over the Air)をそのブロードバンド加入者に対して販売する。Roamio OTAはケーブルTVチューナを持たず、地上波チューナだけのDVRだが、ストリーミングに対応し、YouTube、Netflix等のアプリが使える。240万のブロードバンド世帯を持つFrontier(Verizonの資産購入後は460万世帯になる)は、TiVo Roamio OTAを2015年中旬からその加入者に対して、コードカッティング向けのデバイスとして売り始める。TiVoのケーブルTV対応のDVRはSuddenlink等のケーブルTVの事業者が販売し、これによりTiVoは33.7万の加入者を得ているが、Roamio OTAの再販契約はこれが始めてである。

Roamio OTAの価格は$50で、Apple TV、Roku、Fire TV等の半額であるが、月額$15の利用料がある。サービスの魅力を増すためにTiVoはTiVoのスタッフが選んだコメディー番組を自動録画するNetwork Comedy Collectionと呼ばれる機能を新たに加えた。

別のTiVo関連のニュースで、同社の第4四半期末(1月31日締め)での加入者数は昨年から130万世帯増え、550万世帯となった。

TiVoがAereoのトレードマークを得る

破綻したAereoの資産の競売が行われた。Aereoへの投資総額は$1億ドルであったが、競売の売上は200万ドルにも達しなかった。最も金を使ったのはTiVoで、$100万でAereoのトレードマーク、ドメイン名、それに加入者名簿を得た。機器の殆どはAlliance Technology Solutionsが$32万で落札し、パテントはRPX社が$22.5万で得た。

RoviがFanhattanの統合を完了

Roviは同社が昨年に買収したFanhattanのクラウドベースのビデオ検索とレコメンデーション技術をRoviのソリューションに統合したと発表した。Fanhattanは、Fan TVと呼ばれるボタン無しのリモコンを使うIPベースのSTBも開発し、Time Warner Cableがこれを同社の加入者に売っている。RoviはFan TVの提供は引き続き行われており、海外の事業者を含めたTWC以外への展開も可能性があると語っている。また、RokuとEvolution DigitalがRoviのクラウドベースの番組ガイドとレコメンデーション機能を使う契約をした

Control4がNexus Technologiesを買収

ホームオートメーションのソリューションを開発しているControl4はオーストラリアの分散A/V製品メーカーのNexus Technologies を$900万で買収した。同社はLeafのブランド名で、1つのソース(例えばSTB)を家庭内のどのテレビからも視聴する事を可能にするマトリックス・スイッチ等を製造販売している。Control4はこれまで、Nexus Technologiesのアメリカでのディストリビュータであった。

CES 2015

CESの話題の中心はいつもはSony、Panasonic、Samsung等の大手CEメーカーが展示しているラスベガス・コンベンション・センター(LVCC)のセントラル館である。しかし、今年は違った。今年の話題の多くは、自動車関係のノース館、ネットワーク、ドローン等の展示があったサウス館、それにウェアラブル、スマートホーム等の提案があったサンズ・コンベンション・センターからの発信であった。

特にノース館の自動車メーカーはCESの重要な展示者になっている。数年年前は1、2社であったのが、今年はBenz、Chevrolet、Chrysler、Audi、Ford、Toyota、VW、Ford、Hyundaiと多くの参加があった。家電ベンダーから大きな話題が無かったが、自動車が今年のCESを盛り上げていた。